7月17日より、愛荘町立歴史文化博物館において令和3年度夏季特別展「愛智河架橋略史 -無賃橋と御幸橋-」が開催されます。
江戸時代、愛知川には「人取り川」の異名がありました。路銭を持たない旅行者は自力で愛知川を渡ろうとし、水かさの増した急流に飲まれて、しばしば溺死したからです。
天保2年(1831)、愛知川宿の成宮弥次右衛門が中心となって、資金調達などに苦労しながら、銭を払えない人々でも渡橋できる無賃橋(太平橋)を架橋しました。
展覧会では、無賃橋の架橋にまつわる古文書や絵巻のほか、その系譜に連なる御幸橋に関する史資料を展示します。また、成宮弥次右衛門の妻八千代の姉で、江戸時代後期の「桜花の女流絵師」織田瑟々の作品もあわせて公開します。
期間:
2021年7月17日(土)~8月27日(金)
10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:
月曜・火曜
※8月9日(月・休)は開館
場所:
愛荘町立歴史文化博物館
愛荘町松尾寺878(金剛輪寺参道隣)
入館料:
一般300円、小・中学生150円
※8月14日(土)・15日(日)は無料入館日
問い合わせ:
愛荘町立歴史文化博物館
0749-37-4500
公式サイト:
https://www.town.aisho.shiga.jp/hakubutsukan/
関連イベント
展示解説
日時:
8月1日(日)、8月22日(日)
各日11:00~11:30/14:00~14:30