6月5日より、だんごのやまだにおいて下小池城・塙城・福田城のリニューアル版御城印が発売されます。
売り切れになっていた初版とデザインも変わっています。
先着で10番までシリアルナンバー付きが販売されるとのこと。
販売開始日:
2021年6月5日(土)
販売価格:
330円(税込)
販売場所:
だんごのやまだ
茨城県稲敷郡阿見町うずら野4-26
9:30~17:00
※だんごが無くなり次第、営業終了
仕様:
印刷、日付は空欄のまま販売
Local Activateの池田さんからコメントをいただけたのでご紹介します!
右上に統一してデザインしてあるのは、阿見町の形を象った城跡の所在地を表す印です。
ピンが立てられていますが、城跡の位置を表しており、少しずつ位置が違います。
3城の歴史や魅力、見所を凝縮した1枚に仕上がりましたので、ぜひ細かい点にまで注目してお手に取っていただければ幸いです!!
下小池城
常陸土岐氏の家紋「土岐桔梗」を中央に配しています。
相対する佐竹氏や多賀谷氏勢力に対し、境目の城として機能したことから乙戸川沿いに設けられた常陸土岐五支城の中では中核的存在であったと考えられます。
そのため、右下には現在の「乙戸川」を、左下には五支城の中核であったことをイメージして五角形の下小池城印をデザインしました。
塙城
常陸土岐氏の家紋「土岐桔梗」を中央に配しています。
塙城は、塙北城と塙南城に分かれています。
塙北城は、五稜郭に見るような稜堡式と見紛うばかりの技巧的な作りがなされており、これは日本有数の珍しさを誇ります。
塙南城の主郭部は「たて」と呼ばれており、鎌倉時代から土豪・舘野氏の居館が営まれていた可能性を示唆しています。
御城印の左上、右下にはそれぞれ塙北城と塙南城の縄張り図を面積比がわかりやすいようにデザインしました。
左下の塙城印は、かつて塙城主が大蛇を退治し、近くの塙不動堂で供養したとの伝説が残っていることから蛇と不動明王の梵字をデザインしたものです。
福田城
常陸土岐氏の家紋「土岐桔梗」を中央に配しています。
「福田」の地名の由来は、もともと開墾困難であった深田を良田にしたいとの願いから生まれたものとされています。
そのため「福」を冠する字面の通り、気運上昇な吉祥のデザインとしました。
左下の福田城印は、四葉のクローバーでデザインしました。
右下には、とんちを利かせ遊び心を込めた落款をデザイン。
どのような意味かわかるでしょうか?
ぜひ考えてみてください!