1月15日から常滑市観光プラザ(観光案内所)で販売がスタートしている大野城(常滑市)の御城印ですが、これを記念して1月18日(土)と19日(日)の2日間限定で城山公園での特別販売がおこなわれます。
この特別販売ではその場で御城印に日付を書き入れてもらえるほか、19日(日)は、お城の歴史に詳しいボランティアスタッフが大野城のガイドもおこなうそうです。
期間:
2020年1月18日(土)〜1月19日(日)
10:00〜15:00
場所:
城山公園
販売価格:
300円(税込)
主催:
青海ボランティア隊
青海ボランティア隊の村田さんからコメントをいただけたのでご紹介します!
令和2年1月15日(水)から、名鉄常滑駅改札を出てすぐの場所にある常滑市観光プラザ(観光案内所)で大野城(常滑市)の御城印の販売がはじまりました。大野城跡(現在の城山公園)はもともと佐治の城があったところで古くは大野城と呼ばれていました。城主佐治一族についてはいろいろな話が伝えられていますが、室町時代の終わり頃の戦国時代に四代の城主が続いて勢力をほこっていたと言われています。室町時代後期、佐治駿河守宗貞が近江の国から移住し初代大野城主となり、大野を拠点に伊勢湾海上交通を掌握する佐治水軍を率い、二代佐治上野守為貞、三代の佐治八郎信方、四代の佐治与九郎一成と四代にわたり居城したと言われています。大野城と言えば、三代の佐治八郎信方が織田信長の妹於大の方を妻として迎えたり、四代の佐治与九郎一成も、信長の姪で後の徳川二代将軍秀忠の正室となったお江(小督)が最初に嫁いだお城で有名です。城山公園は、昭和47年11月に近隣公園として都市計画決定され、この地が昭和43年に市指定文化財として大野城址とされていたことから城建設の機運が高まり、昭和54年度に城型展望台工事に着手し翌年4月に竣工をみました。この展望台からは、伊勢湾や鈴鹿山麓が一望でき、海や山の表情から季節の移り変わりを感じ取ることができます。
今回の大野城の御城印の発売を記念して、令和2年1月18日(土)〜19日(日)の2日間限定で(両日ともに午前10時から午後3時まで)城山公園にて御城印の特別販売を行います。城山公園で販売する場合に限り、ボランティアスタッフがその場で御城印に日付を入れてお渡しします。また19日(日)は、お城の歴史に詳しいボランティアスタッフが大野城のガイドも行います。この機会にぜひお越しください。
※大野城の御城印の売上は、青海地区の「無料住民バスの運行」などをはじめとするボランティア活動のための寄付金として活用させていただきます。
※城山公園では御城印の常時販売は行っておりませんので、この期間外については常時販売を行っている常滑市観光プラザにてお買い求めください。