大友氏と毛利氏の攻防を始めに、主に島津氏の戦いを中心に、秀吉の九州平定から豊前国人一揆までに関連した城郭だけでなく陣城が紹介されています。
また、有力大名の大友、龍造寺、島津の他に国衆の秋月氏(打倒大友氏に執念を燃やし、毛利や島津に執拗に働きかけていたのは興味深かったです。)や、海賊である松浦党、天草五人衆の城郭も紹介されていますが、縄張り図や写真が豊富なので、それぞれの個性ある城郭も理解しやすいと思います。
タイトル | 九州戦国城郭史: 大名・国衆たちの築城記 |
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著者 | 岡寺 良 |
出版社 | 吉川弘文館 |
発売日 | 2021-12-20 |
ISBN |
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価格 | 2090円 |
ページ数 | 280ページ |
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