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東福寺城は島津氏による九州南部制覇の出発点となった城です。南北朝時代に薩摩国守護であった島津氏は北朝側につき、南朝側の矢上氏の拠点であった東福寺城を攻略しました。その後、清水山城を築いて居館を移したあとも「後詰めの城」として使用され、島津貴久が居館を内城に移した際も使われつづけましたが、島津忠恒が1602年（慶長7年）に居城を鹿児島城に移した際に役割を終え、廃城となりました。現在城址は多賀山公園となり、「東福寺城跡地」を示す石碑と東郷平八郎の銅像が建てられています。
目次
東福寺城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
現在は多賀山公園として整備されており、城跡の名残はあまり感じられないが、北側の城域へ入ると急に城跡らしい雰囲気に変わる。（2019/09/14訪問）
山頂に城跡の説明があり、島津家縁の城跡とわかる。 桜島が一望出来るいい場所です。（2024/01/22訪問） 
多賀神社の北参道＜位置情報＞からアクセスしました。公園になっていますが、曲輪や堀切、段郭など随所に城跡らしさが残ります。主郭と思しき場所の土塁によじ登ったところ、裏側には強烈な堀切が待ち受けていました。（2022/01/14訪問）
主郭を中心に帯曲輪がたくさん。公園化されていますが、城っぽさが充分に遺っています。噴煙を上げる桜島が目の前に。（2021/11/20訪問）東福寺城に関するデータ 情報の追加や修正
29.5 ｍ
内郭：-- 外郭：--
長谷場永純
着工 1053年（天喜元年）
1602年（慶長7年）
島津貞久
島津氏
本丸、空堀、土塁
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | |
| 縄張形態 | 山城 |
| 標高（比高） | 29.5 ｍ（ -- ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 長谷場永純 |
| 築城開始・完了年 | 着工 1053年（天喜元年） |
| 廃城年 | 1602年（慶長7年） |
| 主な改修者 | 島津貞久 |
| 主な城主 | 島津氏 |
| 遺構 | 本丸、空堀、土塁 |
| 指定文化財 | |
| 復元状況 |
登録日：2016/08/20 16:54:11
更新日：2024/07/27 03:33:27
東福寺城へのアクセス情報 情報の追加や修正
多賀山公園駐車場（無料）
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
|
| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 | 多賀山公園駐車場（無料） |
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御城印を集めるということには、あまり興味なかったのですが、攻城団のはじめての出版本ということで常購入いたしました。購入前の想像を覆す、それぞれの城の簡潔明快な説明文と共に、それぞれの城独自の御城印が面白く、食わず嫌いだったことに反省させられました。多くの人達が夢中になるのも納得です。僕みたいに、あまり御城印に興味なかった人、城に関して興味のなかった人、そしてお城訪問したい初心者にも、とても親切で、新しい世界に招き入れてくれるステキな本を手にしました。次の城からは、御城印に手を出してしまうかもしれない自分を感じます。
（
片桐且元さん）
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