麻底良城は黒田六端城のひとつで、栗山利安が城主をつとめました。もともとは古処山城主・秋月種実が豊後の大友氏に備えて日田街道を押さえる要衝に築いた城で、1581年(天正9年)の原鶴合戦ではここを拠点に日田へ攻め込みました。1586年(天正14年)の豊臣秀吉による九州征伐で種実は降伏し、筑前は小早川隆景に与えられたため、仁保隆康が城主になりました。現在本丸跡には麻底良神社上宮社殿があります。登山口にある普門院(普門密院)は隆景や利安によって修復された寺です。また山麓の円清寺は黒田官兵衛(黒田孝高)が死去した1604年(慶長9年)にその冥福を祈るために利安によって建立された寺院で、黒田如水・長政・栗山利安の位牌が安置されています。
目次
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294.9 m( 230 m)
内郭:-- 外郭:--
秋月種実
1615年(元和元年)
喜津瀬因幡、喜津瀬主水、仁保隆康、伊藤雅楽介、栗山利安
曲輪、石垣
項目 | データ |
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曲輪構成 | |
縄張形態 | 山城 |
標高(比高) | 294.9 m( 230 m ) |
城郭規模 | 内郭:-- 外郭:-- |
築城主 | 秋月種実 |
築城開始・完了年 | |
廃城年 | 1615年(元和元年) |
主な改修者 | |
主な城主 | 喜津瀬因幡、喜津瀬主水、仁保隆康、伊藤雅楽介、栗山利安 |
遺構 | 曲輪、石垣 |
指定文化財 | |
復元状況 |
更新日:2024/04/26 03:36:38
項目 | データ |
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アクセス(電車) | |
アクセス(クルマ) |
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駐車場 |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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