若松城は黒田長政が国境を守るために築いた黒田六端城(筑前六端城)のひとつで、黒田二十四騎のひとりである三宅若狭守家義が城主をつとめていました。「一国一城令」により廃城となりましたが、幕末の1863年(文久3年)6月に砲台が築かれました。なお城址である中ノ島は1940年(昭和15年)に航路確保のため削平され島ごと消滅しており遺構はありません。1962年(昭和37年)に開通した若戸大橋の中央部真下あたりが城址位置で、戸畑図書館の前に中ノ島にあった石が展示されています。また近くの善念寺に家義の墓があります。
若松城を訪問した103人の報告によれば、平均見学時間は21分、平均評価は2.63点となっています。
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