中世城郭研究家・木内内則氏が播磨地方全域の山城300箇所以上に登り、メジャーで測量した結果をもとに、縄張り図や建物の復原図、播磨の山城の歴史が掲載されていて、播磨の山城を攻城する際にかなり役立つと思います。山城へ行く際の装備や持ち物、注意事項、山城の用語(石垣、石積、堀切、横堀、竪堀等)も解説されているため、山城初心者の方にもオススメです。
タイトル | 中世播磨250の山城 ―メジャー測量から見た歴史観― |
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著者 | 木内内則 |
出版社 | 西播磨ツーリズム振興協議会 |
発売日 | 0000-00-00 |
価格 | 3300円 |
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攻城団テレビ「戦国時代のはじまりと終わりはいつか?」の中で団長が紹介されていたので読んでみることにしました。本書では1467年室町幕府に「応仁の乱」という形で押し寄せた前後を戦国時代の始まりとして、江戸幕府を開いた徳川家康が世を去る1616年までの約150年間に付いて、守護大名、守護代、国人などが戦国大名となっていく課程、織田信長の名が世に出てからは、三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)のエピソードが解りやすく書かれています。また北条氏がらみで関東近辺の地侍についての記載があり、東京在住の私としては地域の歴史を知る上での参考になりました。と言うことで、戦国時代を知りたい方の入門編としてお勧めの一冊だと思います。
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