尼子氏の城郭と合戦 (図説日本の城郭シリーズ10) Stationery

この本は攻城団ライブラリーに収蔵されています (さあやん さあやんさんに寄贈していただきました)
た〜坊
た〜坊さん

尼子氏の興亡とその歴史の中で関わりのある城跡について書かれています。その範囲も尼子氏発祥の地である滋賀県の尼子館を始めとし、鳥取県、島根県、岡山県、広島県と中国地方の広範囲に及んでいます。金田一耕助シリーズの八つ墓村も尼子の落武者が岡山県の山奥に落ち延びた所を舞台設定としていましたが、それも思い出しながら読みました。

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書籍の情報

タイトル 尼子氏の城郭と合戦 (図説日本の城郭シリーズ10)
著者 寺井 毅
出版社 戎光祥出版
発売日 2018-09-27
ISBN
  • ISBN-10 4864033021
  • ISBN-13 9784864033022
価格 2916円
ページ数 331ページ

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見たところ、チープなつくりのように感じますが、中身は結構濃いです。
関西が世界に誇る姫路城を始めとする国宝3城、その他の名城、山城の見所、立ち寄り所も掲載されている城専門のガイドブックです。サイズ的に、持ち歩きにもぴったりです。山城では、本郭までの目安時間も書かれていて、計画に便利です。少し足を伸ばした遠征城攻め旅についても書かれています。
その他現代にも受け継がれている「穴太衆」のこと、国宝5城の城もなかなど、興味をそそられる記事もちりばめられています。中でも、最後の城取材後記がとても面白かったです。

黒まめさん)

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