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林野城は三星城を居城としていた後藤氏がその支城として築いたとされる城です。その後は尼子氏、浦上氏、宇喜多氏と美作周辺の統治者が入れ替わり、その都度配下の武将が城代をつとめたようです。「関ケ原の戦い」後に宇喜多氏が改易となり、替わって小早川秀秋が入封すると稲葉通政が入城し、さらに森忠政が入封した際も三代にわたって城は維持されましたが、「一国一城令」により廃城となりました。現在城址は遊歩道が整備されたハイキングコースとなっており、土塁や堀切などの遺構を確認することができます。また本丸跡に城址碑と想像復元図が描かれた案内板が建てられています。
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元は三星城の支城でしたが尼子氏、宇喜多氏、小早川氏など美作地域を支配した大名はこの城に重臣を在城させており、ゲーム「信長の野望」では覇王伝の頃から度々美作国の本城扱いされるお城です。現地、三星城は道に看板があるのですが林野城にはありません。ハローワーク美作もしくは安養寺を目指して登城してください。また安養寺は城主館跡で、その庭は小堀遠州作のものだと言われています。（2016/12/19訪問） 林野城に関するデータ 情報の追加や修正
249 ｍ（ 170 ｍ）
内郭：-- 外郭：--
後藤良兼か
着工 鎌倉時代か
1615年（元和元年）
宇喜多氏か
後藤氏、川副氏（尼子氏）、江見氏、片岡氏、森藤氏、稲葉氏（小早川氏）
曲輪、土塁、堀切
市史跡
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | 連郭式 |
| 縄張形態 | 山城 |
| 標高（比高） | 249 ｍ（ 170 ｍ ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 後藤良兼か |
| 築城開始・完了年 | 着工 鎌倉時代か |
| 廃城年 | 1615年（元和元年） |
| 主な改修者 | 宇喜多氏か |
| 主な城主 | 後藤氏、川副氏（尼子氏）、江見氏、片岡氏、森藤氏、稲葉氏（小早川氏） |
| 遺構 | 曲輪、土塁、堀切 |
| 指定文化財 | 市史跡 |
| 復元状況 |
更新日：2023/12/10 03:42:09
林野城へのアクセス情報 情報の追加や修正
安養寺駐車場
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
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| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 | 安養寺駐車場 |
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城郭研究に携わる加藤・中井両氏が厳選した山城を紹介するガイド。航空レーザー計測による赤色立体地図や著者が描き起こした縄張図で全体像をイメージしやすくし、見どころを紹介したカラー写真や発掘成果も踏まえた解説で山城好きを魅了する。険しい山城にはなかなか行けないが、写真や縄張図を見てイメージするだけでも楽しい。高取城（奈良）、館山城（山形）、金山城（群馬）など22城。2019年9月刊。
（
こめつぶさん）
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