紹介文

上月城はかつての山陰の覇者である尼子氏が滅んだ城として知られています。この地は美作、備前、播磨という三国の結節点近くにあり、交通の一大要衝地でした。織田、毛利という強大な勢力のはざまで戦乱の渦に巻き込まれた城で、「上月城の戦い」の舞台になった城としても有名です。この戦いで尼子勝久は毛利氏に降服し自害し、また山中幸盛(鹿介)も捕らえられ殺害されました。現在は土塁や石垣、空堀などの遺構が残るほか、本丸に赤松氏の供養塔、麓には尼子氏の供養塔が残されています。

上月城を訪問した244人の報告によれば、平均見学時間は55分、平均評価は3.27点となっています。

上月城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

上月城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • とも 上月駅から徒歩10分程度で登城口に到着。主郭までは小さな腰曲輪を経由して登ります。そこからさき尾根づたいに大きな曲輪が続きます。(2024/03/23訪問)
  • 月山星人 上月歴史資料館前の登城口から主郭までは15分程度で到着。登り道の幅は狭い。落ち葉で滑らないように注意してください。(2022/07/24訪問)
  • 山鳩 一周コースの案内板あり。堀切や曲輪が見所。上月歴史資料館(土日祝開館、200円)で近隣に城跡が点在していることを知り激戦が偲ばれた。(2020/11/22訪問)
  • 山城の御徒 夜になると奈良公園のように鹿が沢山でるようです(歴史資料館の方の話しです)(2024/02/11訪問)
  • 山中鹿之介 上月城だけなら30分で登って下れます。 奥の目高の築地まで行くと平気で2、3時間掛かります。(2024/01/13訪問)
  • ゆい 登城口から本丸後まで約20分程度 途中堀切や曲輪後があります。 登り道の幅は狭く落ち葉で滑りやすくなっているので足元注意です。(2023/11/11訪問)
  • 清正 登城口から、登るのに、落葉が湿って滑りやすく注意が必要でした。(2023/11/11訪問)
  • ぴーちぱーく 散策マップの通りに、歴史資料館前の登山道入口から歩き始めて、主郭を見てそのまま進むと下山道へと入りますが、下山道入口と分かる看板から先は、ほんとにただの山道で、足元はかなり悪いし、進む方向も勘だよりでした。郭を見終わったら、来た道を戻って登山道入口に帰ることをお勧めします。(2023/09/16訪問)
すべてを表示(18コメント)

構造

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曲輪構成

連郭式

縄張形態

山城

標高(比高)

200 m( 100 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

上月景盛

築城開始・完了年

着工 1336年(延元元年)

廃城年

1578年(天正6年)

主な改修者

---

主な城主

上月氏、赤松氏、尼子氏

遺構

土塁、石垣、空堀

指定文化財

---

復元状況

---

登録日:2021/02/01 01:21:40

更新日:2024/10/09 14:51:41

観光情報

見学情報・施設案内  情報の追加や修正

営業時間

  • 上月歴史資料館
    • 10:00〜16:00

料金(入城料・見学料)

  • 上月歴史資料館
    • 大人200円、高校生150円、小中学生100円

休み(休城日・休館日)

  • 上月歴史資料館
    • 土日祝のみ開館、年末年始休館(12/29〜1/4)

トイレ

上月歴史資料館にあり

コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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上月城の見所は城メモをご覧ください

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さらに先の週間天気予報については気象庁のサイト 等で確認してください。

アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR姫新線・上月駅から登城口まで徒歩15分

アクセス(クルマ)

  • 中国自動車道・佐用ICから13分

駐車場

あり

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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