時は戦国。三木合戦の1年10ヶ月に及ぶ籠城戦に村人たちが巻き込まれていく様子、さまざまな立場の人たちの視点でストーリーは進んでいきます。
三木の干殺しと言われる悲惨な籠城戦が舞台の小説なので、最初は読むのを躊躇しましたが、とても読みやすく、引き込まれました。
戦国時代、三木合戦における三木の干殺しを題材とした歴史小説です。
勇猛果敢に戦場を駆け巡った別所波も登場します。
負け戦であっても、名門である家名を重んじ抵抗する者、毛利と織田の間で揺れ動く者、
兵糧攻めの悲惨さを克明に記されております。
戦とはこうも残酷なものなのかと、思い知らされました。
タイトル | もろびとの空 三木城合戦記 |
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著者 | 天野 純希 |
出版社 | 集英社 |
発売日 | 2021-01-26 |
ISBN |
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価格 | 1980円 |
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