金沢城
金沢城

[石川県][加賀] 石川県金沢市丸の内


  • 平均評価:★★★★☆ 3.80(25位)
  • 見学時間:1時間35分(13位)
  • 攻城人数:3875(16位)

二の丸

天守が焼失した金沢城では、二の丸が政治の中枢を担っていました。
現在、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が復元されている二の丸の内部には、かつては「千畳敷」と形容されるほど立派な御殿が建てられていたそうです。

二の丸
 寛永の大火(一六三一)後、二の丸に「千畳敷」と形容される豪華な御殿が建てられ、藩庁として利用された。元禄年間の増築で拡充されたが、儀式の場である「表向(おもてむき)」、殿様が日常政務を行う「御居間廻り(おいままわり)」、妻子や奥女中の生活の場である「奥向(おくむき)」という三つの空間に仕切られていた。

この広大なスペースに御殿があったんでしょうね。

二の丸の遺構としては、御殿の唐門が金沢市内尾山町にある尾山神社に、能舞台が金沢市内中村町にある中村神社拝殿にそれぞれ移築され現存しています。
(尾山神社の境内には前田利家像も建立されています)

   

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大名格差~江戸三百藩のリアル~

江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。

まーちゃんさん)

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