鶴丸倉庫は武具蔵として利用された土蔵です。
石川門や三十間長屋と並んで、国の重要文化財に指定されています。
江戸時代前期は2棟並んで建っていたそうですが、宝暦の大火(1759年)のあとは1棟となり、1848年(嘉永元年)に加賀藩の大工、山本勝左衛門によって現在のものに建て替えられました。
案内板によれば、全国に残る城郭内土蔵の中でも最大規模ということです。
たしかに近くで見ても大きな倉庫でした。
鶴丸倉庫(つるまるそうこ)
嘉永元年(一八四八)に建て替えられた武具土蔵で、石川門、三十間長屋とともに城内に残る藩政期の数少ない建物の一つ。全国の城郭内土蔵の中でも最大であり、腰の石貼りや窓回りなど意匠的にも優れた遺構として、平成二十年(二〇〇八)に国の重要文化財に指定された。
明治以降、軍隊の被服宗箇などとして利用・修理されているが、基本構造は創建時のままである。Tsurumarusoko Storehouse
Tsurumaru Storehouse A thick-walled storehouse built near the end of the Edo period. It's one of the few extant buildings from the feudal era along with Ishikawamon Gate and Sanjikkennagaya Storehouse.