越後国佐橋荘を拠点にして攻城中。
新潟県内はほとんどが土の城跡なので、その魅力を発信できたらいいなと思っています。
2019年の目標は、城跡の攻城数を攻城団未登録を含め400に到達することです。(6/22現在残り5ヶ所)
100名城、続100名城に拘らず、行きたいと思った城跡に行きます。
今年からブログを書き始めましたので、こちらの方もよろしくお願いします。
『ほむほむの足軽気分で攻めてみた|゚Д゚)』
URL⇒https://ameblo.jp/nightmare-kurumi/
私はお気に入り機能をよく使いますね。
使い方は本来の用途とは違いますが、まず行きたい県を選び、行きたい城跡をお気に入りに登録すると、『〇〇県(都道府県)周辺の城を地図上に表示』で見たときにお城のアイコンが青色に変わるので、ひと目でどの順番で行こうか計画を立てることが出来ます。
行った後は全て消去しますが、いずれ行きたいと思っている城跡がある場合はちゃんと登録しておきます。
山形県と言えば上杉景勝、直江兼続、最上義光など有名な武将ゆかりの地でもあるので、その辺を楽しんでもらえればと思います。
まず山形城は絶対に外せないと思います。
霞城公園内にある本丸跡、復元された門、現存する石垣、水堀など見所満載ですが、私は三の丸の遺構探しをしてもらいたいです。
歌懸神社に現存する土塁と堀跡の所に現存する遺構が載っている説明板があり、市内のマップと共に遺構の住所等が書いてあるのでそれを写真に撮るかメモするかして、ブラタモリ的に散策を楽しんでもらいたいです。
次に畑谷城。
山城なのですが、散策しやすいよう整備がされていますし、初心者でも解りやすいように遺構の場所に大きな字で書いた看板が立っているので、安心して回ることが出来ます。
駐車場前の案内所にいる方はたまに講演をしにあちこち行く程の博識者ですので、色々質問するのもありかと思います。
私が訪れた時に聞いた話によると、慶長出羽合戦の時、長谷堂城で行われた戦いは有名だけど実際は小競り合い程度の戦いで、本格的な戦が行われたのは畑谷城だと言うことを教えて下さいました。
最後に上杉家の米沢城か、伊達家の館山城にしようか非常に悩みましたが、保存会の方のウエルカム感が非常に素晴らしい館山城にします。
館山城と言えば、駐車場にある「私有地に付 立入大歓迎」の標柱が結構知れ渡っていますが、それ以外には詳細な情報満載のガイダンス施設(勝手に開けて入れるガレージ)、「500円でこの内容!?」のガイドブック、登城口に杖、給水所、縄張り図など、館山城保存会の方達の力の入れようが素晴らしいのと、案内板も写真入りでピンポイントに配置されているため初心者でもかなり解りやすく、伊達政宗が過ごしたとされる城跡を楽しんでもらいたいです。
ちなみに米沢城も館山城から4kmほどしか離れていないので、両方とも楽しむのもありかと思います。
先ずは岩村城の城下町である岩村町にある『松浦軒本舗』さんのカステーラ。
創業1796年(寛政八年)で、ポルトガル伝来の味を220余年守り続けているかなり有名な店で、長崎のカステラの次に歴史が古く、製法も当時のままだそうです。店の雰囲気もさながら味も昔ながらの味なので一押しです。
ちなみに中央自動車道の恵那峡サービスエリアでも購入可能です。
注文書を書いてFAXで送るとお取り寄せも可能なのですが、日曜日限定でカタログになく店頭でしか販売しない限定菓子もあるので、是非現地に出向いてそのお菓子を購入してはどうでしょう。
松浦軒本舗の真向かいにある、『岩村醸造』さんには岩村城の床板が現存していますので、立ち寄られた際は是非。
あとは、栃尾城の城下町にある『星長(ほしちょう)豆腐店』さん。
製造、販売を行っていて、ここは私の自宅から1時間位で行けるのでよく買いに来るのですが、駐車場が5台位しか停めれず、県外からの購入客も結構多いため、入口付近に車が並んで待つ位人気の豆腐店です。警備員が常駐しているので、車で来られた場合は誘導の指示に従って下さい。
もちろん一押しは25cm位ある油揚げ。(170円/枚)
厚さも3cmあるので、食べごたえあります。
おぼろ豆腐(小200円、大300円、白豆、青豆、特選、黒豆の4種類)も有名で売り切れている場合もあります。
この他に豆乳や塩、醤油を垂らして食べる豆腐プリンもあります。
あと、購入時に保冷バックを持っているかどうか聞かれるので、保冷バック、保冷剤(保冷剤は店頭販売しません)持参で行ったほうが良いです。
栃尾城攻城後のお土産に是非。
現地で油揚げを食べたければ、星長豆腐店さんから国道290号線で三条市方向へ10分ほど走ると夜光る大きな油揚げの看板が目印の『栃尾豆庵』という豆腐を製造、販売する店があります。
11時~14時しか営業しておりませんが店内で油揚げ定食を食べる事が出来ますよ。
こちらも有名店なのでよく混んでいます。
岡山県は私の父親が生まれ育った場所(高梁市)なので行ったことがあるのですが、城跡自体はまだ一ヶ所も行っていないので、行きたいと思う場所を挙げさせていただきます。
先ずは備中松山城、日本最高所に現存する天守他全てに興味があります。
ここは大松山城込みで絶対に行きたいと思っています。
それと猫城主の『さんじゅーろー』にも会ってモフりたいです。
次に岡山城、アクセスの良さもあり、旭川対岸にある後楽園も併せて行ってみたい場所です。そして、後楽園側からも復元天守を日が沈むのを見計らって見てみたいですね。
あと一つは津山城。
私の父親が津山東高等学校出身で学校帰りによく遊びに行っていたらしく、当時(昭和30年代後半)、石垣の上に生えている桜が綺麗だったと言っていたので、今もその景色が変わらなければいいなと言っていました。そんな場所なら一度は見に行きたいですね。
高取城です。
理由は以前の読者投稿欄『もし天守を再建できるとしたら、どのお城を再建しますか』の質問にも書いていますが、1615年(元和元年)の一国一城令の際も重要な山城として破却を免れ、山城にも関わらずあの苔むした石垣の上に建つ連立式天守(大天守、小天守)、櫓、門、殿舎が29棟あり、「巽高取雪かと見れば、雪ではござらぬ土佐の城」(※土佐=高取の旧名)と歌われたほどの城が明治24年まであったと思うと、まさに幻と言うしかないと思っています。
三重県はあまり行ってないので、よく判りませんが、先ずは松坂城。
東北の名城と言われている鶴ヶ城を後に築城した蒲生氏郷によって築かれた穴太積みの石垣が素晴らしいのと、あとは城下町を見ていって欲しいです。
桜の時期もいいかもしれませんね。
次に藤堂高虎公によって近代城郭化した津城。
県庁所在地にあるので、アクセスもしやすいですし、晴れた日の夕方に見る水堀がきれいです。
本丸跡にある藤堂高虎公の像もありますし、敷地内の高山神社には藤堂高虎公が祀られています。
残り一つは赤木城か鳥羽城に悩みましたが、アクセスの良さで鳥羽城にします。
三ノ丸広場から見る10段石垣は見ごたえありますし、二ノ丸跡には現存石垣の一部と登録有形文化財である旧鳥羽小学校校舎もあります。
それに晴れた日に見る本丸跡からの鳥羽湾の景色は最高ですし、大手門があった場所には現在鳥羽水族館があります。
船(定期便)で行かなければなりませんが、答志島には九鬼水軍を作った九鬼嘉隆の墓もあります。
一日ここで楽しむのもありかと思います。
それと鳥羽歴史文化ガイドセンターに九鬼水軍に関する資料があるので、是非寄ってみて欲しいです。
上杉景勝と言いたいところだけど、ここは敢えて本庄城(村上城)城主の本庄繁長にします。
当初、上杉謙信と対立していたが、永禄元年(1558年)謙信の家臣になって川中島の戦いや関東攻め等、謙信に従って各地を転戦し数々の武功を挙げたり、謙信の上洛を阻もうとする武田信玄からの計略に乗り、再び謙信に逆らった「本庄繁長の乱」を起こしたり、自立心の強い揚北衆としての繁長の生き方が面白いからです。
景勝時代には直江兼続と共に家康に徹底抗戦して終戦工作をして、自身3300石に減封されながらも上杉家を守ったり、上杉家に鬼神ありとまで言われ、上杉一門では山浦家と本庄家しか許されていない竹に飛雀の紋所を継ぐ事を許されたりしているので、本庄繁長の人物像が見てみたいですね。
初心者が楽しめそうと言うことでしたら、松本城は堅いかと。
天守だけでなく、マップにも載っている街中にある遺構(総掘や、市内に5ヶ所ある土塁)は歩いて行ける距離にあるので、散策して見つけて欲しいです。
先日国宝に指定されることになった旧開智学校もすぐ近くなので、併せて行かれることをオススメします。
あと、ロケの撮影とかに使われる荒砥城。
戦国時代のお城ってこんな感じだったんだというのが最近流行りのCGとかでなく、実際に復元された状態で見ることが出来るので、当時にタイムスリップした気持ちで体感して欲しいです。
家族連れで行くのも楽しいと思いますよ。
あとは松代城。
アクセスの良さはもちろん、復元された城跡を散策できるのもそうですし、近くには国指定史跡の真田邸、旧文武学校や、真田宝物館など見所がたくさんあるのでオススメです。
ちなみに個人的には深志城時代の松本城を支城にしていた林城、桜が満開の時にいつかは訪れてみたい高遠城、山城としての評価を星5つ以上あったら付けたいトップクラスの桐原城ですかね。
先ずは「山城の教科書」と言われる杉山城。
山城が解らない初心者でも、1回回れば縄張りを理解出来ると思います。
整備状態も非常に良いので、安心して散策することが出来ますし、比高差もさほど感じないので、疲れることもないと思います。
私が好きな山城の一つでもあります。
次に映画「のぼうの城」の舞台にもなっている忍城。
三階櫓だけでなく、石田三成が忍城を水攻めにする際に本陣を置いた丸墓山古墳や石田堤史跡公園周辺に石田堤も現存しており、見所がある城跡です。
もう一つは武田信玄、上杉謙信が落とすことが出来なかった堅城、鉢形城。
城郭が広いですが、整備状態が良いので安心して見て回れますし、見所もかなりあります。
併設されている鉢形城歴史館も是非。
新潟県と言えば上杉氏関連が強いと思いますが、皆さんに来て欲しいと思う所を挙げたいと思います。
先ずは村上城。
県内で唯一中世城郭と近世城郭を一度に楽しめる城跡で、NIKKEIプラス1の『歩きたい小さな城下町 』の記事にも名前が挙がった城下町など見所がたくさんあり、城下町のも門跡の石垣遺構があったりと一日中楽しめるますし、石垣ファン、土の城ファンどちらにもオススメしたい城跡です。
次に絶対に外せないのは春日山城。
春日山一つを城郭にしてしまった言わずと知れた謙信の居城。
それに加えて現存する全長1km以上に及ぶ監物堀と土塁で作った総構や春日山城跡ものがたり館の北側にある東城砦、愛宕砦など見所満載の城跡。
新潟に来たら絶対に来てもらいたいです。
最後に新発田城。
県内では建築物が現存しているのはここだけ。大手門、二の丸隅櫓が国の重要文化財となっています。毎年5月の第2週か第3週の日曜日には隣接する新発田駐屯地が一般開放されるので、普段見ることが出来ない角度からの御三階櫓を見に来て欲しいです。
今まで立ち寄ったのは足湯と日帰り温泉しかありませんが、紹介します。
先ずは山形県山形市に行ったら必ず寄る上山温泉の足湯。上山城の城内に足湯があり、結構人が来ます。そこが一杯だったら温泉街にある『ふれあい足湯』(38.160534,140.276181)に行きます。長丁場運転するので、重宝しています。
『ふれあい足湯』は上山城の写真に投稿してありますので参考にしてください。
次に新潟県魚沼市六日町にある足湯で、兼続通り商店街にある『お六上の湯』と六日町大橋のたもとにある『お六の湯』。両方とも坂戸城攻城後、足がパンパンになっているので、帰る前に必ず寄ります。坂戸城の城メモに投稿してありますので参考にしてください。
特に『お六の湯』は坂戸山(坂戸城)を見ながら入れるので、冬は雪が積もった坂戸山を見ながら入るのもありかと思います。
最後に同じ新潟県の弥彦村にある日帰り温泉に寄ることがよくあります。
『やひこ桜井郷温泉 さくらの湯』という日帰り温泉で、黒滝城の麓にあります。
黒滝城址森林公園案内図にも載っており、『やひこ桜井郷温泉 さくらの湯』の入口にも黒滝城の案内板があるので、立ち寄って案内板を見てから攻城するのもありかと思います。
車で10~20分圏内に弥彦神社や攻城団に登録されている天神山城、松岳山城も近くなので山城攻城後に汗をかいたり観光で疲れたら寄るのもありかと思います。
黒滝城の写真にも投稿してあるので参考にして下さい。
広島県には行ったことがないので、絶対に行きたい城、城跡を挙げさせていただきます。
先ずは吉田郡山城。
毛利元就の祖先、毛利発祥の地に住んでいる私としては、ここは絶対に外せません!
2~3万の軍勢を撃退した城跡はどんなものだったのか非常に気になり、この目で確かめて足軽の気分で攻めてみたいのです。
そして同じく毛利の城である広島城。
平城にしては結構大きいらしいので、水堀を一周して毛利の平城を見てみたいです。
あとは毛利元就の息子、小早川隆景が築いた三原城。
水城が好きなのもありますが、駅から直接行けること自体に興味があり、どうやって駅のホームを作ったか見てみたいのと、かなり大きい天守台など街中にも遺構が沢山あるようなので、ゆっくりと散策してみたいです。
というわけで、選んだ結果全て毛利氏関連の城跡でした。
先月、快晴の日に訪れた時に天守の白漆喰が反射して光り輝いていた姫路城です。
あれはいい時に訪れたなぁと思いました。
この前TVでやっていたのですが、姫路城内にあの白漆喰を作っている場所があるそうです。いつ来ても晴れた日に光り輝いて見える天守は白漆喰を作っている職人さんのおかげだと思うと、感謝せずにはいられませんね。
あと、期間限定になりますが、晴れの日に絶景の雲海が見れた有子山城です。
あの遠くまで雲海で覆われた本丸跡からの景色、そして荒々しい石垣+雲海の組み合わせは写真に収めても絵になります。
四国は今年こそと思っているので、一度は行ってみたいと思う城跡を候補に挙げさせていただきます。
先ずは高知城。
現存天守+完存本丸御殿はここだけなので、個人的に国宝レベルでは?と勝手に思っています。
写真でしか見たことないですが、小さいながらも素晴らしい天守。山内一豊の想いを城郭で感じてみたい所です。
次に岡豊城。
長宗我部氏の城という事もあり、一度は訪れてみたいと思っています。
去年は自然災害の多かったせいで西日本方面には行けなかったので、今年こそ災害が起きないことを祈りつつ、去年とほぼ同じ目標で行こうと思います。
3月一杯までは地元の新潟が雪でほぼ全域攻城不可なので、長野、群馬、栃木の城跡巡りを、10~11月は雲海狙いの攻城を予定しています。
GW、夏期休暇は、去年行けなかった京都府以西(鳥取、島根、岡山、広島、山口)と、四国の城に行ければいいなと思っています。
あとは2月に行われる鶴ヶ城(会津若松城)の『会津絵ろうそくまつり~ゆきほたる~』に今年も行く予定です。
熊本は行ったことがないので、熊本出身の知人に聞いていいなぁと思った所を挙げさせていただきます。
先ずは熊本城。入口に立った時の写真を見せて貰った時に視覚で圧倒されました。難攻不落どころが鉄壁の城そのものです。上空から見た縄張りを見ても日本最強の城ではないかと思いました。いずれは行きたいですね。
次に宇土城、宇土古城をセットで。
隣同士なのに、築城主と改修者が違う、ある意味興味深い城跡です。
熊本行ったら行ったほうがいいよと勧められました。
3番目には、上記2つの城とは別に個人的に行きたいと数年前から思っている国指定史跡の棚底城。
なぜこれほどの城跡がつい最近まで攻城団未登録だったのか不思議でしたが、やっと熊本県のリストに登録されて嬉しいです。
天草地方は単郭構造の中世城館が多い中で、この棚底城だけは本格的な8連郭の山城で複雑な縄張りを構成しているので、非常に興味深いです。知人が言うには主郭北東側にある三重横堀が見所だそうです。
建造物のある城はどこに行っても整備されているので、敢えて整備の大変な山城で「ちゃんと整備されているなあ」と感心したお城と理由を挙げさせていただきます。
北から順に、館山城(山形県):【国道121号線から少し入った所に休憩所があり、登城口に杖、給水所、縄張図、パンフレットあり。館山城保存会の方たちの力の入れようが伝わってくる。案内板も非常に解りやすいです。】
坂戸城(新潟県):【ハイカーが多いこともあり、登山道が整備されている。麓の居館跡や遺構の周辺も綺麗で見やすいです。】
埴原城、桐原城、林城(大城、小城)(長野県):【登城道が整備されていて登城しやすい、各遺構の案内表示が解りやすい。整備されすぎてなく、石垣が崩れていてもそのまま遺構を触らずに自然のままを大事にしている。】
御坂城(山梨県)【御坂山への登城道が整備されているので、標高1600mと空気が薄く疲れやすいのにも関わらず足を取られずに登れる、遺構の保存状態が素晴らしい。】
鳥越城(石川県):【駐車場から本丸跡まですぐなので、子供でも歩きやすい。家族連れの方にはオススメの城跡です。】
玄蕃尾城(福井県、滋賀県):【とにかく主郭周辺の整備状態が文句なしで素晴らしいです。】
岩村城(岐阜県):【いつ行っても登りやすい。案内板も解りやすいし、整備状態も文句無し。】
芥川山城(大阪府):【地主さんが整備されているようなのですが、手作りの案内表示も解りやすく、登城道も登りやすい。併せて遺構もほぼ手付かずで素晴らしい。】
高取城(奈良県):【城郭が広範囲なのにきちんと整備されているのがいい。日本一の山城と言われる理由にこの整備状態の良さも含まれるのではないかと思います。】
あとは、小田原城(神奈川県)の総構。市内にある遺構の大半を見て回ったが、どこもきちんと整備されていて、案内板、案内表示も非常に解りやすいです。小田原市の力の入れようが伝わってきます。個人的に一押しです。
あと、山城は自然を相手にするので、ただでさえ整備にお金と時間と労力が掛かります。ゴミは必ず持ち帰る、遊歩道に足が引っ掛かりそうな小枝があったら取り除いて後から来る人が転倒しない様にする等、私達でも出来ることがあります。土地所有者の好意や保存会の方たちのおかげで城跡巡りが出来ることを私たちは忘れないようにしましょう!
黒瓦の時から何回も行っている鶴ヶ城(会津若松城)は言うことないでしょう。
私のお気に入りの城でもあります。
戊辰戦争で一ヶ月の間で約8000発の弾を喰らっても落ちなかった天守、難攻不落の縄張り、現在まで残る数々の遺構、どれを取っても言うことなしかと。
そしてその鶴ヶ城(会津若松城)を守る目的で作られた東西1400m、南北1500mの東北最大級の大きさを誇る山城である向羽黒山城も代表する城跡かと思います。上杉景勝が会津に入封すると真っ先に大改修を2年掛けて行い、直江兼続も神指城を途中で築城するのをやめたのも納得がいきます。
遺構も多数、縄張りも複雑、まさに守る砦でしょう。
3番目は小峰城か二本松城は確定しているのですが、散々悩んだ挙句、遺構が素晴らしい小峰城で。復元された三重櫓や門もいいですが、当時の雰囲気を味わいたいなら搦手側が絶対オススメです。
小田原城と小机城以外思い付きませんでした。
小田原城は今まで行った事のある北海道~兵庫県の城跡の中でもトップクラスに入る城跡と思っています。
天守周辺もなかなかですが、それより全長9kmに渡って作られた総構の遺構散策をお薦めしたいです。
攻城記録を残している4回以外にも訪れているのですが、私自身未だに全遺構を探しきれていないのが現状です。
小峯の大堀切や三の丸外郭新堀土塁、稲荷森、山ノ神堀切、早川口遺構、連上院土塁など有名どころは行かれた方は多いと思いますが、それ以外にも滄浪閣(旧伊藤博文邸)土塁など数十箇所あるようなので、数ヶ月、数年掛けてじっくり散策したいと思うほど価値のある城です。
小机城は実家の近所にあり、よく遊びに行ってました。
夏は涼しいので、竹やぶの空堀の堀底でよく涼んでましたね。
そのときは城跡という意識が全くなかったのですが、改めて城跡に興味を持って行くと、いかに素晴らしい城跡か理解することが出来ました。
あと夏の攻城が苦手な方にもオススメです。
4つお気入りの銅像があります。
先ずは霞城公園内の二の丸東大手門をくぐった所にある、馬にまたがった最上義光の騎馬像が個人的に一番カッコイイと思っている銅像です。
あと甲府駅南口にある武田信玄も風格があっていいですね。
それと皇居外苑にある楠木正成の騎馬像も素晴らしいです。
川中島古戦場史跡公園(旧名:八幡原史跡公園)(長野市小島田町)の武田信玄と上杉謙信の一騎打ちの像は、川中島の戦いの1シーンを再現した銅像なので、是非見ていただきたい銅像ですね。
滋賀県は個人的にオススメの城跡があり過ぎなので、その中から苦渋の決断で選びました。
先ずは別名『百彩寺』と言われる百済寺城。
四季折々の顔を見せてくれる城郭寺院であり、六角氏が城郭化した所でもあります。そして秋には入口の美しい石垣(立入禁止エリア)、紅葉を見に沢山の人が訪れる人気の観光スポットでもあります。
次に同じく六角氏の城跡である観音寺城。
初めて行った時は石垣の凄さに鳥肌が立ってしまった城跡です。
繖山(きぬがさやま)まるごと要塞化してしまい、安土城がスッポリ隠れてしまう程の国内屈指の大規模な山城であり、当時から現存している苔むした石垣、1000はあると言われている曲輪、虎口など遺構は数知れず。訪れた事がない方は是非行っていただきたいオススメの城跡です。
そして鉄壁の城郭を持つ彦根城。
全ヶ所見たけど、文句無しで全てが素晴らしい。
そして訪れた時は、ひこにゃんに癒されて下さい(笑)
同じ趣味の人が周りにいないのと、歴史好きの友人が私の勤務時間と真逆(夜勤)なので、一緒に行けず基本一人ですね。
一人だと好きなように計画立てて自由に動けるのが利点ですね。
年に1、2回友人と時間があった場合に一緒に行く事があります。
新潟県内で私が行ったことがある城跡(攻城団に登録済の城跡以外も可。佐渡は行ったことがないので無理)だったら、土曜、日曜日なら案内することも可能なので、いつか同じ新潟県内の方や県外から新潟に来られた団員の方と一緒に回ってみたいですね。
やはり特別史跡になっている一乗谷朝倉氏遺跡(一乗谷城)でしょうね。
上城戸~下城戸まで川のせせらぎしか聞こえない喧騒から隔離された静かな場所ですが、ストレスが全く感じられない素晴らしい所です。
一乗谷山城は比高差が400m位あり行く人は少ないけど、遺構もいい状態で残っており素晴らしいので行ったことがない方は草木が総枯れする初冬~3月位の間に行って欲しい場所でもあります。
あとは丸岡城の天守。昭和23年の福井地震で倒壊した天守ですが、古材を使って現在の天守を復活させてくれたのにはお城ファンとして感謝の一言に尽きます。そして春夏秋冬独自の季節の顔を見せてくれるのもここならではないかと思います。
特に記憶に残っているのが山梨県南都留郡富士河口湖町にある天下茶屋さんの『ほうとう鍋』ですね。
今年の3/31に2017年度の締めに相応しい山城の攻略したいという思いで、標高が1600m弱の場所にある御坂城に行った時のことです。
天下茶屋(標高1286m)の傍の旧御坂トンネル付近に車を停めて御坂山(最大標高1601m、実測値)を経由し、空気の薄い中往復6.3kmという長い距離を3時間位歩き、攻城後すごくお腹が空いたので、天下茶屋で野菜たっぷりの『ほうとう鍋』を頂いたのですが、その味が今でも忘れられません。
自家製みそ、自家製麺が非常にマッチしていて、また食べたくなるほうとう鍋です。
他に県内では「おざら」という冷やしほうとうもあり、お好みの野菜(人参、玉ねぎ、椎茸など)、油揚げ、鶏肉または豚肉などが入った温かいつゆに冷たい麺を付けて食べます。
熱々のほうとう鍋が苦手、猫舌な方はコチラで是非。
みんな姫路城を推すでしょうけど、私は姫路城に行ったことがなく、代表するお城かどうか行ったことがないのに評価することをしたくないので、行ったことがある城跡だけで選びます。
先ずは個人的にまた行きたいと思った出石、有子山城ですね。
雲海の時期に出石城跡の奥の登城口から登ると絶景の雲海が見れます。雲海の時期はみんな竹田城跡に行くので、有子山城にはほぼ誰も来ないので雲海を貸切状態で見ることが出来ます。
見終わったあとは城下町を散策し、出石蕎麦を堪能したいです。
次に篠山城。江戸幕府から城郭が堅固過ぎるという理由で天守の建築が中止になった城。実際に見て足軽気分で攻めてみたが、どうやってもあの縄張りでは無理です。天下普請の凄さを思い知らされました。
あとは赤穂城。山鹿素行の甲州流軍学による近世城郭で、本丸と二之丸は輪郭式、二之丸と三之丸は梯郭式という他にはない変形輪郭式海平城で忠臣蔵の舞台にもなった城。
そして浅野氏が笠間から入封した当時から本格的に開発され、作られている赤穂塩も有名ですね。
最初はただ行くだけみたいなのがありましたが、最近は行った先の美味しいものを食べる事も目的の一つになってきました。
城跡巡りはもう日常生活の一部と化していますね。
それと最近は建造物に飽きてきたのか、何もない山城跡や建造物のない石垣だけとかに魅力を感じるようになりました。
なので、城跡を見て足軽の気分になって攻城したり、当時の城郭を想像するのがとても楽しいですね。
先ずは小牧山城でしょう。
信長が初めて築いた城ということと、発掘調査で色々判ってきたりと今、一番注目すべき城跡ではないかと思います。
次に去年城郭が包蔵地域から国指定史跡になったばかりの犬山城でしょう。
平成16年まで天守が個人の所有物というのはここしかありませんし、城下町の雰囲気も良いし、土塁や木戸、堀などで総構を形成していたのも非常に気になります。
あと気になるのは長岡に行った時に牧野氏資料館で知った牧野氏の城である吉田城でしょうか。
続100名城に選ばれたこともあって夏季休暇で牧野氏の城跡巡りをしに愛知県内に行く予定なので個人的に注目しています。
間違いなく高取城でしょうね。
山城でありながら連立式望楼型なんてそうそうないので、あの苔むした石垣の上に建つ大天守、小天守、櫓、門、殿舎などをこの目で見てみたいです。
もし、私がとんでもなく大金持ちだったら、私財を投じてでも復元したいと思わせる城跡です。
あの城跡の雰囲気からして当時から現存していたら世界遺産に認定されてたかもしれませんね。
あと、個人的に見てみたいのは苗木城と岩村城ですね。
苗木城は1万石しかないのに天守を構えた珍しい城なのと、あの大岩の上にどうやって建っていたのかが、初めて訪れた時から非常に気になるのです。
まぁ夜も眠れないほどではないですが(笑)
岩村城は現地の案内板にあるQRコードで復元CGを見て思いました。
霧ヶ城という別名がある位なので、天守に霧がかかったら幻想的でしょうね。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されている岩村町岩村本通りからの天守も見てみたいです。
城下町と城が一体になったら…
また行きたくなってきた(笑)
今日はどこの城跡に行こうかなと行きたい場所を調べると、目的以外の城跡がたくさん出てくるので、結果行く場所が増えてしまうのだが、これがとても気に入ってたりします。
データも豊富で、大型連休の予定を組むのにとても重宝しています。
各都道府県の城跡をマップで調べると、周辺の城跡もでてくるので、どの順番で攻城すれば時間のロスがないかがひと目で判ります。
ここまで解りやすいサイトはここ以外ないと思っています。
有名な城、マイナーな城跡は一切関係なく、遺構の状態と整備状態、現地に行って新しい発見があった場合などで評価を決めています。
最初から城跡に建築物が現存している場合、復元された建築物は評価対象から外していますが、お寺や民家等に移築され現存している門や櫓等がある場合や、あるのを知らずに発見した場合は評価はプラスします。
石垣遺構は打込み接ぎ、切込み接ぎみたいに綺麗な石垣はあまり興味がないので評価対象から外し、逆に苔むした現存している野面積みの石垣遺構や、例として長野県の山城によく見られる平石による乱層積みが素晴らしかったりする場合は評価はプラスします。
ちなみに彦根城とかに見られる登り石垣もプラスです。
山城などによくある土塁、空堀、堀切、畝型阻塞は、当時から現存しており整備状態がよく、初心者でも解りやすい場合や、桐原城(長野県)にあるような四重堀切、大葉沢城(新潟県)みたいに50条連続している連続竪堀(畝型阻塞)、埴原城(長野県)にあるやたらと多い堀切など独特の特徴がある場合は大幅プラスし、コメント欄にオススメポイント等を記載したりしますが、市や県が指定史跡にしているのにも関わらず半ば放置状態で整備状態があまり良くなく、草や熊笹などで遺構が冬場でも見えない場合はマイナスします。
ただし、平城や館跡、城柵などによく見られるのですが、遺構を保護する為に土塁、堀を復元したり建物を復元したりする場合は現状維持もしくはプラスにする場合があります。
あと、遺構が全くなく石碑、説明板のみの場合は基本的に評価を一つ下げますが、説明板、解説板が写真入りで丁寧だったり、町、村、市、県、国が力を入れている頑張りが見て取れる場合は評価を現状維持もしくはプラスします。
眺望はコメント欄にいい評価を書いていても、城跡の遺構ではないので評価対象から外しています。
先ずは周囲に人が居るかどうかの確認をします。
私の場合、あまり人が居ない山城に行くことが多いので、その辺は気にしていないのですが、人気の城跡等は人がどうしても写ってしまうので、タイミングを待ってたりします。
あと、撮影するときにどうしても夕方などは逆光になってしまう場合がありますが、その場合はいろんな角度から数枚撮って、後で厳選します。
竪堀や堀切、畝形阻塞などは凹凸のある遺構は写真だと分かりにくいので、撮影角度がなかなか決まらずによく山の中で一人ポツンと悩んでたりしますね。
去年、トーダイさんにお会いした時に教えて頂いた事なんですが、同じ遺構でもカメラを地面スレスレで撮ったりすると、いいカメラでなくてもいい写真が撮れたりするので、スマホのみで撮影する私も最近はよく実践しています。
面白いと思ったのが逆井城跡公園ですかね。
リアル博物館とでも言うのでしょうか、現在の天守の原型とも言われている櫓と土塀が復元されているのが気に入りました。
あとは地元ということで「春日山城跡ものがたり館」。
春日山城跡の総構の北側にあるので、復元された水堀、土塁や、敷地内にある東城砦の遺構を見ることが出来ます。100名城スタンプもここにあります。
それと直江兼続ファンにオススメなのが、兼続お船ミュージアム(与板歴史民俗資料館)ですね。与板城跡を攻城したあとに寄るのがいいかと思います。
毛利発祥の地に住んでいる私としては、安芸毛利の代表ともいえる知将、「謀神」毛利元就でしょうね。毛利元就と言えば「三本の矢」の逸話で有名ですが、今いる会社がその「三本の矢」の逸話にもあるように、結束の重要性を昔から守っているせいもあるので、「理想の上司」を私自身が目指しています。そして50歳手前にいる私が、実際にいたら目標にするであろう人を推させていただきました。
基本お土産は買わないのですが、たまたま寄って気に入ってしまい唯一買って帰ったのが、今では岩村城に行くと帰りに必ず寄るようになった「岩村醸造」さんの日本酒『女城主』と日本酒ベースの梅酒『あらごし梅酒』、日本で二番目に古くからカステラを製造、販売して創業以来210余年製法が変わらない「松浦軒本店」さんのカステーラですかね。ちなみにまた行く予定です。
地元は横浜で現在は新潟に移り住んでいるのですが、個人的に新潟で一番と思うのは文句なしで坂戸城でしょうね。県下最大の山城でもありますし、全ての遺構を見るとなると比高差473m+城郭域は2500m×3000mもあるので、一日や二日では無理なレベルです。しかし、東京スカイツリーや弥彦山と同じ634mの高さを誇る坂戸山の頂上にある実城(本丸跡)からの景色は絶景です。
そして坂戸山の麓でもある六日町の兼続通り商店街には「お六上の湯」という名前の足湯が、川舟展示室「こうりんぼうの館」前に「お六の湯」という名前の足湯があります(坂戸城の城メモにも載ってます)ので、攻城後、トレッキング後に足を癒す事が出来るのもここならではでしょうね。帰りに全国的にも有名な銘酒「八海山」を購入して帰宅後に思い出に浸りながら一杯飲むのもいいですね。
行ったことがない7天守(姫路、宇和島、松山、丸亀、高知、備中松山、松江)はわからないので、それ以外で行ったことがある5天守の中では丸岡城ですね。特に紅葉の季節と冬景色が好きなのと、急斜な階段を登るのが楽しみです。見終わったあとは、いつも越前そばとソースかつ丼を食べて帰ります。
岐阜県の苗木城跡と、岩村城跡がいいですね。
コースは苗木城跡⇒(中津川市苗木遠山史料館)⇒岩村城跡⇒(岩村歴史資料館)⇒重要伝統的建造物群保存地区岩村本通りの散策⇒岩村醸造内見学というコースで回るのがいいかなと思います。
カッコ内は4月から続100名城スタンプラリーも始まるので、スタンプ押しに寄るのもありかと。
岩村城跡の床板が現存している岩村醸造さんは自由に見学可能です。ただし大人数で行く場合、事前に問い合わせたほうがいいかもしれません。
実際に見掛けたのですが、この2つの城跡を観光バスで巡るツアーもあるようです。
今年は攻城団に登録されている新潟県内の城跡(特に佐渡)をコンプリートするのが目標ですね。
特に佐渡は天気に左右されやすいのと、時間が限られている(フェリーの時間と欠航とかの理由で)ので。
1~4月は天気次第で新潟県内の山城と、新潟県隣県(群馬、長野、富山、連休取れれば福島、山形)の山城を攻城予定。草が生えては遺構が確認出来ないですしね。
5~9月は土日の連休取れれば静岡、愛知、山梨に行く予定。それ以外は新潟県内(特に佐渡)か隣県。
10~11月は雲海狙いで越前大野城、赤木城。
GW、夏季休暇は日数次第で兵庫、岡山、鳥取、島根、広島、四国エリアに行く予定。
一番を選べと言っても私には無理なので、よかったと思った城跡とその理由を書きます。
百済寺城(別名百彩寺と言われる湖東三山の城郭寺院。山城遺構の石垣と紅葉が綺麗だったことと雰囲気が好き)
有子山城(本丸跡からの石垣&雲海が絶景で、すごく感動した)
舘山城(『私有地に付、立入り大歓迎』の標柱に笑ったことと、地元の方のサービス精神、力の入れように感動した)
七尾城(攻城団初のイベントに参加できたことと、団員の皆さん、地元の高校生との交流が出来た)
鳥越城(加賀一向一揆の舞台になった場所に行けた事と、遺構、整備状態、復元状態が素晴らしい)
苗木城(石垣のテーマパーク。天守台跡からの景色が360°のパノラマビュー)
岩村城(城下町を含め文句なしの場所。何度行っても好きになれる。将来住みたい場所の候補地の一つ)
芥川山城(摂津一の大城郭。黄色いテープに遺構の案内を書いた手作りの案内表示に温かみを感じました)
飯盛城(大東市、四條畷市を跨ぐ河内一の大城郭、遺構も素晴らしい)
高取城(苔むした石垣がいい雰囲気を醸し出している。小田原城の総構、観音寺城の次に攻城時間が掛かった思い出のある城跡)
宇陀松山城(宇陀千軒と言われた城下町の雰囲気がいい。また行きたい城跡、将来住みたい場所の候補地の一つ)
玄蕃尾城(遺構が当時のままハッキリ残っており、整備、保存状態が文句無し。)
実際に並べて気付いたが、全て山城ですね。(笑)
人の頑張りを検定等のテストで合否決めること自体嫌いなので、今まで受けていませんし今後も城郭検定は受けるつもりは全くないです。
受けるぐらいなら、図書館に行って日本城郭大系や、戦国武将について本を読んで独学で勉強したほうがいいですし、検定に受かろうが落ちようが関係なく、城、城跡を巡ったり勉強したりする『城が好き』という事には変わりありません。
それと、こうの団長からの最初の質問の「あなたが城好きになったきっかけを教えてください」の項目にも書いていますが、私の場合は座学で勉強するより築城主がどういう考えで城を完成させたか自分の目で考えて理解し、現地に行って足軽の気分で城跡を体感したほうが、縄張り図を見なくても城郭が頭の中に入りに身に付くので、そっちのほうが『城』を勉強できると思っています。
二つあって、一つは岐阜県恵那市岩村町。
国の伝統的建造物群保存地区に指定されているだけあって素晴らしいです。
今でも岩村城址を訪れた時は必ず寄り、『岩村醸造』で清酒「女城主」と「あらごし梅酒」を買い、真向かいにある『松浦軒』で210年以上製法が変わらないカステーラを買って帰ります。
もう一つは奈良県宇陀市大宇陀町春日。
宇陀松山城跡と秋山城下城跡がある松山伝統的建造物群保存地区に指定されている別名「宇陀千軒」とも呼ばれていた城下町ですが、朝5時半前に着き、散策した時の雰囲気がとても好きで、宇陀松山城跡に攻城する前とした後に行きました。松山城西口関門をくぐってから城下町に入ると、タイムスリップした気分を味わえます。また行きたい城下町の一つです。
この二つの城下町が一番好きです。
近所の土盛りと窪みが土塁と空堀に見えたとき(←俗に山城病ともいう(笑))。
縄張り図が無い山城に行き、山城を攻城出来たとき。
気が付くと、週末にどこの城跡に行こうか検索しているとき。
直江兼続ですね。
上杉氏の家老という立場でありながら、ここまで有名な武将はあまりいないのではないかと思います。完成すれば鶴ヶ城(会津若松城)より大城郭と言われていた神指城は完成して欲しかったですね。この目で完成したお城を見てみたかった。
リュック(常時)
山城に行く場合の装備→先芯入り安全靴、ストック(子供用)、革手袋←条件により使用
合羽、長靴(スパイク付き)←雨天、降雪時
道具→縄張り図、ピンクリボン、ハサミ(ピンクリボンを切るためと、ヤマヒルに噛まれた時に使用)、虫除けスプレー、虫刺され用薬、懐中電灯(予備バッテリーも含む)、予備のスマートフォン、クレモナロープ(12mm×10m)2本
2018.8.2追記
最近は上記の他にゴーグル(山城に行く場合のみ)、タオル数枚、着替え、バスタオル(攻城後に日帰り温泉に行くため)、保冷バック(夏季限定、中身は保冷剤(大)3~4個、500mlのペットボトル×4~6本、保冷剤+洗顔ペーパー、梅干、ゼリー)、ファブリーズ、クリアファイル数枚、箸、スプーンを持っていくようになりました。
車好きの友人数人と喜多方ラーメンを食べに行き、帰りがけに何となく鶴ヶ城(会津若松城)行ったのが最初です。
その時はまだ黒瓦でした。
そして数年後に再訪した時の赤瓦に葺き替えられた鶴ヶ城が気に入り、何回も行くようになりました。
そして城跡巡りをするようになったきっかけで決定的だったのが、新潟県最大の山城、坂戸城に行き、標高634mの主郭に到達した時の達成感と絶景に圧倒されたのが最初です。
それがきっかけで今でも建造物のない山城ばかり行ってます。
建造物が無いと当時の城主がどのように考えて防御施設を作ったかとか、戦略が想像できたりして結構嵌っています。
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三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。
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