上田城
上田城

[長野県][信濃] 長野県上田市二の丸


  • 平均評価:★★★★☆ 3.72(39位)
  • 見学時間:1時間14分(39位)
  • 攻城人数:4167(12位)

本丸東虎口前の空堀にある排水口

本丸東虎口櫓門前にある橋の下の堀は現在は空堀ですし、1647年(正保4年)に江戸幕府に提出した絵図でも「から堀」と記されていますが、排水口があることから築城当初は水堀だった可能性が指摘されています。
(仮にそうだったとすると数少ない真田時代の上田城の遺構ということになります)

橋の上から駐車場や北陸新幹線があるほうを向けば、排水口が確認できます。

崖下の尼ヶ淵側には案内板が設置されています。

尼ヶ淵と石垣
 本丸南側の尼ヶ淵は崖面がもろく崩れやすい性質だったことから、築城以来崖の保護対策が講じられてきました。南・西櫓下の下段には享保の洪水(享保17年・1732)後に設置された大規模な石垣があります。
 本丸東西虎口の土橋より南側の堀は、正保4年(1647)江戸幕府に提出した絵図では『から堀』と記されており、比較的早い時期、または当初から空堀だったことが分かります。ただ東虎口側の東南隅にある石垣には排水口があり、水を入れた、あるいは入れる意図があったことが分かります。

尼ヶ淵から見た排水口です。

   

この記事をいろんなキーワードで分類してみましょう。

この記事のURLとタイトルをコピーする
これからあなたが訪問するお城をライフワークとして記録していきませんか?(過去に訪問したお城も記録できます)新規登録(登録は無料です)

上田城の城メモ一覧

あなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。

新規登録(登録は無料です)

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

冒頭の高遠城での闘いからはじまり、真田家の興亡が描かれていく。草の者(忍び)の活躍が生き生きと描かれている。岩櫃城での「地炉の間」のシーンが秀逸‼

豊後守さん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る