七尾城
七尾城

[石川県][能登] 石川県七尾市古屋敷町タ8-1


  • 平均評価:★★★★☆ 3.61(--位)
  • 見学時間:1時間1分(--位)
  • 攻城人数:1695(99位)

懐古館 飯田家

懐古館・飯田家は七尾城史資料館と同敷地内にある、文化・文政年間(1804年~1829年)に建てられた庄屋の住宅です。
七尾市内では数少ない茅葺屋根の建物で、能登の民家の特色を持っている建築物として、2006年(平成18年)に「登録有形文化財(建造物)」に登録されました。

懐古館飯田家[七尾城]
提供:七尾市教育委員会文化課 | 懐古館飯田家[七尾城]

中は落ち着いた雰囲気の古民家で、囲炉裏の間などがあり、市民の茶会や句会の場として利用されています。

また杉木立の深い緑に囲まれた約500坪の庭園は悠久の時の流れを感じさせてくれます。
この庭の裏手からは七尾城大手道に通じる山道が通っています。

懐古館・飯田家の観光情報

住所七尾市古屋敷町タ部8番地の6
開館時間9:00~16:30
休館日
  • 月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 冬季(12月11日~3月10日)
  • 予約があれば開館
料金
  • 大人:200円
  • 高校生・大学生:160円
  • 団体割引あり
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今日のレビュー

図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

まーちゃんさん)

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