七尾城
七尾城

[石川県][能登] 石川県七尾市古屋敷町タ8-1


  • 平均評価:★★★★☆ 3.86(--位)
  • 見学時間:1時間16分(--位)
  • 攻城人数:1634(96位)

長屋敷(大堀切)

現在、長屋敷には立ち入ることができません。

七尾城本丸北駐車場のすぐそばに堀切があります。
この大規模な堀切は、本丸と長続連の屋敷(長屋敷)を遮断するために設けられたものだとされています。

右手が本丸、左手が長屋敷でした。

堀切り(関東堀)
本丸と長屋敷を遮断するために尾根を人工的に掘削した大規模な堀です。
古絵図(江戸時代終頃)には、橋(関東橋)が架けられていた様子が描かれています。

元禄期に描かれたとされる「七尾城絵図」によれば、長屋敷と本丸は「関東橋」でつながって行き来できたようですが、橋跡を確認することはできません。
また標高が本丸より20mほど高い位置にあり、畠山氏末期に長家が実験を握っていたという伝承もありますが、詳細は不明です。

調査によれば、虎口が3か所確認されています。
この部分は上杉・前田両氏の改修が及んでいない部分と推定され、天正期に入ってからの畠山氏の遺構と思われます。

提供:七尾市教育委員会文化課(赤丸は攻城団が加筆)
   

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今日のレビュー

戦国和歌山の群雄と城館 (図説 日本の城郭シリーズ12)

とてもローカルな内容ですが、地元の城郭研究会の方々が実際に現地調査をして書かれているので、和歌山の城を知りたいときにはとても役立ちます。
特に、和歌山は著名な戦国武将がいないわりに、中央に近いので、その影響をもろに受け、群雄が接近したり反発したりととても複雑な様相を示しています。多数存在する小領主とその居城を網羅するこのような本の存在は大変ありがたいです。
今回は、図書館で借りましたが、自分でも持っておこうと思いました。

黒まめさん)

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