七尾城
七尾城

[石川県][能登] 石川県七尾市古屋敷町タ8-1


  • 平均評価:★★★★☆ 3.91(--位)
  • 見学時間:1時間22分(--位)
  • 攻城人数:1507(94位)

長屋敷(大堀切)

現在、長屋敷には立ち入ることができません。

七尾城本丸北駐車場のすぐそばに堀切があります。
この大規模な堀切は、本丸と長続連の屋敷(長屋敷)を遮断するために設けられたものだとされています。

右手が本丸、左手が長屋敷でした。

堀切り(関東堀)
本丸と長屋敷を遮断するために尾根を人工的に掘削した大規模な堀です。
古絵図(江戸時代終頃)には、橋(関東橋)が架けられていた様子が描かれています。

元禄期に描かれたとされる「七尾城絵図」によれば、長屋敷と本丸は「関東橋」でつながって行き来できたようですが、橋跡を確認することはできません。
また標高が本丸より20mほど高い位置にあり、畠山氏末期に長家が実験を握っていたという伝承もありますが、詳細は不明です。

調査によれば、虎口が3か所確認されています。
この部分は上杉・前田両氏の改修が及んでいない部分と推定され、天正期に入ってからの畠山氏の遺構と思われます。

提供:七尾市教育委員会文化課(赤丸は攻城団が加筆)
   

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大名格差~江戸三百藩のリアル~

江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。

まーちゃんさん)

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