殺生関白秀次、太閤様以上と囁かれた北ノ政所、桂離宮を造営した八条宮、大坂城とともに滅んだ淀殿母子など、ひとひらの幻影のような豊臣家の栄華のあとを、研ぎ澄まされた史眼と躍動する筆で現代によみがえらせ、司馬文学の魅力を満喫させる連作長篇。
第一話 殺生関白
第二話 金吾中納言
第三話 宇喜多秀家
第四話 北ノ政所
第五話 大和大納言
第六話 駿河御前
第七話 結城秀康
第八話 八条宮
第九話 淀殿・その子
貧農の出であるがゆえ、征夷大将軍ではく公家の最高権威 関白になる道を選んだ豊臣秀吉と運命を翻弄される一族を描いた歴史小説です。
北の政所寧々に対する淀殿茶々と秀頼、追い込まれる秀長、政治の道具として扱われる妹と母など、短編でありながら物語は繋がっており、登場人物の性格 特徴 生き様を見事に描いた司馬遼太郎ワールドにひきこまれます。
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タイトル | 豊臣家の人々 (中公文庫) |
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著者 | 司馬 遼太郎 |
出版社 | 中央公論社 |
発売日 | 1993-06-10 |
ISBN |
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価格 | 946円 |
ページ数 | 503ページ |
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