安土城址前の交差点のところに安土城の城址碑があります。
特別史跡 安土城跡
織田信長が天下統一を目前にしてその居城として築いた城である。天正四年(一五七六)着工、天正九年ごろ竣工したと認められる。天正十年(一五八二)六月、本能寺の変の直後に天主閣等も罹災し、ついで廃城となった。
琵琶湖に突出した丘陵の安土山の全域を城域とし、各所に石垣を築き、中央に七層の大天守閣をはじめ各殿舎等を建て雄大かつ壮観を極めた。また山ろく平地には城下町を形成するなど近世都市の先駆であった。
現在、城の縄張りを知ることのできる石垣・石段・礎石等のほか罹災をまぬがれた織田氏の菩提寺である摠見寺の三重塔・楼門および金剛二力士像(いづれも重要文化財)が残存している。