残念ながら、2014年(平成26年)12月、JR安土駅南口広場再整備のために解体されました。
JR安土駅の南側、安土城郭資料館の前に相撲やぐらがあります。
安土町は近代相撲の発祥の地といわれているのですが、その起源は1570年(元亀元年)に織田信長が条楽寺において相撲興業を催したことに由来しています。
余談ですが、相撲そのものの発祥の地は別の場所にあります。垂仁天皇7年(紀元前23年)7月7日、当麻蹶速(たぎまのけはや)と野見宿禰(のみのすくね)のふたりによる相撲が人間としての力士同士の最初の戦いで、このことから奈良県桜井市と奈良県葛城市當麻町が相撲発祥の地とされています。