紹介文

高島城は諏訪氏の居城として知られています。諏訪湖に突き出した水城で、日本三大湖城のひとつに数えられています。地盤が悪かったためか、天守をはじめ主要な建物の屋根が瓦葺きではなく杮葺きだったそうです。また、城内に温泉が引かれていた珍しい城で、導水管やそれを支える石枡が残っています。現在は高島公園として整備されており、復興天守が建てられており、最上階からの眺望は素晴らしく、眼下に諏訪湖が広がり、天候がよければ富士山を見ることができます。

高島城を訪問した2285人の報告によれば、平均見学時間は49分、平均評価は3.42点となっています。

バッジ

バッジとはいろんなテーマでまとめたお城のリストです。次に訪問するお城の参考にしてください。
高島城は「続日本100名城」「日本三大湖城」のバッジに登録されています。

  • 続日本100名城
  • 日本三大湖城

訪問ガイド

高島城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • ゴロウ 再建で公園になっているが石垣や堀は見応え有ります。正面入口だけでなくぐるりと一周回って見て下さい。(2024/09/18訪問)
  • なめだんご 駅から城に延びる並木通りは諏訪の浮城と呼ばれたこの城の唯一の登城路で、鍵の手や川を通過すると本丸に突き当たります。 本丸の南側には城内唯一の現存武家屋敷である志賀家住宅がひっそりと残っています。(内部非公開)(2024/06/16訪問)
  • 朝田丸 天守の臨時休館日が複数あるので攻城前に諏訪市公式サイトの諏訪高島城のページの確認を。諏訪市観光協会公式サイトの諏訪高島城ページには書いてないです。天守内は2階の展示のみ撮影NG。3階にある小学6年生達(昭和63年度)の卒業記念制作の高島城は必見です!(2024/05/11訪問)
  • ハーツクライ 模擬天守から諏訪湖や遠く富士山まで眺められ景色最高です。(2019/11/06訪問)
  • UMA1001 車で攻城。無料駐車場がすぐそばにあるので便利です。復元天守、建物は少し軽い感じがするのが残念ですが、石垣、堀は立派で見所あり。雨のため天守からの見晴らしが悪かったが、いい天気なら諏訪湖が綺麗でしょう。(2019/06/15訪問)
  • とも 上諏訪の駅から徒歩15分ぐらい。もともとは諏訪湖の浮島のように見えたそうですが、今は、だいぶ諏訪湖からは離れてしまっています。(2018/04/21訪問)
  • ともとも 天守近くに10台強の無料駐車場有 100名城スタンプは天守内に有ります 外側から見る本丸石垣、堀、特に無料駐車場前の天守、小天守石垣は迫力が有ります(2024/08/19訪問)
  • 赤い☆稲妻 諏訪市役所の駐車場から訪問 観光駐車場にもなっているのでアクセスしやすいです(2024/08/18訪問)
すべてを表示(111コメント)

構造

高島城に関するデータ  情報の追加や修正

曲輪構成

連郭式

縄張形態

湖城平城

標高(比高)

760 m

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

天守縄張、天守形式

独立式望楼型

天守の階数

3重3階

天守の種類

復興天守 天守の分類

天守の高さ

18.5 m

天守台石垣の高さ

12.54 m

天守の広さ(延床面積)

381 m2

天守メモ

1598年(慶長3年)に築かれた独立式望楼型3重5階(3重4階の説もあり)の天守は1875年(明治8年)に撤収され、公園化されて天守台のみ残っていた。現在の復興天守は1970年(昭和45年)に地元の要望により古写真をもとに鉄筋コンクリートで復元されたもの。ただし屋根の葺き方や窓の数など異なる点もある。

築城主

日根野高吉

築城開始・完了年

着工 1592年(文禄元年) 〜 竣工 1598年(慶長3年)

廃城年

1875年(明治8年)

主な改修者

諏訪忠粛

主な城主

日根野氏、諏訪氏

遺構

石垣、堀、門

指定文化財

---

復元状況

天守、櫓、門、塀

登録日:2013/11/17 17:35:48

更新日:2024/10/10 03:27:55

城メモ(見所)

高島城の見所や歴史などを紹介します。


信州みそ天丼

  • B級グルメ
諏訪市のご当地グルメのひとつで、天丼のタレを諏訪味噌ベースとしたものです。 つづきを読む

浮世絵に描かれた高島城

  • 歴史・うんちく
高島城は葛飾北斎の代表作『富嶽三十六景』などの浮世絵に描かれています。 つづきを読む

高島城の天守

  • 見所
かつて日根野高吉が築城した高島城の天守は、1970年に復元されました。 つづきを読む

冠木門

  • 再建建造物
冠木橋と冠木門は本丸の表門にあたり、高島公園の入口として使われています。 つづきを読む

諏訪大社

  • 周辺案内
諏訪大社は全国の諏訪神社の総本社で、7年に一度行なわれる「御柱祭」で有名です。 つづきを読む

角櫓

  • 再建建造物
高島城の角櫓は1970年に復元され、現在は茶室として利用されています。 つづきを読む

高島城の堀と石垣

  • 石碑・案内板
高島城の石垣はいわゆる野面積みで築かれており、一部だけ加工されています。 つづきを読む

高島城の御城印

  • おみやげ
高島城では5種類の御城印が販売されています(販売終了も含む)。 つづきを読む

亀石

  • 見所
高島城の本丸には「亀石」と名付けられた石が安置されています。 つづきを読む

石集配湯枡

  • 石碑・案内板
高島城内には温泉施設があり、配湯・集湯をした当時の石枡が安置されています。 つづきを読む

三之丸御殿裏門(御川渡門跡)

  • 移築
三之丸御殿裏門が移築されている場所は、かつて御川渡御門があった場所です。 つづきを読む

高島城の石碑

  • 石碑・案内板
冠木門から入ったところにある高島城の石碑の内容を紹介します。 つづきを読む

高島城の案内板

  • 石碑・案内板
復興天守前に立てられている高島城の案内板の内容を紹介します。 つづきを読む

高島城の歴代城主一覧(高島藩・歴代藩主)

  • 年表
高島城は日根野氏が移封されたのちは諏訪氏が明治まで城主をつとめました。 つづきを読む

本丸御殿跡

  • 石碑・案内板
江戸時代、高島城の本丸には藩主の私生活の場である本丸御殿がありました。 つづきを読む

南之丸跡(南ノ丸跡)

  • 石碑・案内板
高島公園の南側には、かつて「南之丸」と呼ばれる曲輪がありました。 つづきを読む

観光情報

見学情報・施設案内  情報の追加や修正

営業時間

  • 9:00〜17:30(10/1〜3/31は16:30まで)

料金(入城料・見学料)

  • 大人:310円
  • 子ども:150円
  • 団体割引あり
  • 高島城祭開催日など、無料開放の場合あり

休み(休城日・休館日)

  • 12/26〜12/31
  • 11月第2木曜日

トイレ

  • 本丸内にあり(天守内にはなし)

コインロッカー

  • なし

写真撮影

  • 天守内は2階のみ撮影不可
  • 天守1階は一部フラッシュ撮影禁止の展示品あり

バリアフリー

---

高島城の見所は城メモをご覧ください

現地周辺の天気

今日(10日)の天気

  • 03時
    Clouds / overcast clouds
    12.39
  • 06時
    Clouds / overcast clouds
    12.33
  • 09時
    Clouds / overcast clouds
    15.31
  • 12時
    Clouds / broken clouds
    19.22
  • 15時
    Rain / light rain
    18.70
  • 18時
    Rain / light rain
    13.51
  • 21時
    Rain / light rain
    13.19
  • 00時
    Rain / light rain
    12.90

明日以降の天気(正午時点)

  • 11日
    Clouds / scattered clouds
    19.58
  • 12日
    Clear / clear sky
    20.40
  • 13日
    Clear / clear sky
    21.24
  • 14日
    Clouds / broken clouds
    21.05

さらに先の週間天気予報については気象庁のサイト 等で確認してください。

アクセス

地図

アクセス

高島城へのアクセス情報  情報の追加や修正

アクセス(電車)

  • JR中央本線・上諏訪駅から徒歩10分

アクセス(クルマ)

  • 中央自動車道・諏訪ICから15分
  • 長野自動車道・岡谷ICから20分

駐車場

  • 無料(14台)

じっさいに訪問した方の正確な情報をお待ちしています。 フィードバック

周辺にあるお城など

高島城とあわせて訪問するのにオススメのお城です。

    • 高遠城
    • 高遠城
      • 平均評価:★★★☆☆(--位)
      • 見学時間:1時間2分(--位)
      • 攻城人数:2360人(57位)
      • 城までの距離:約23km
    • 松本城
    • 松本城
      • 平均評価:★★★★☆(2位)
      • 見学時間:1時間32分(20位)
      • 攻城人数:6125人(3位)
      • 城までの距離:約25km
  • より多くの
    城を見る

信濃の著名な城

長野県の著名な城

高島城といっしょに旅行するのにオススメの城

周辺の宿・ホテル

高島城の周辺にあるホテルや旅館を表示しています。

あなたが泊まったホテルのレビューをお願いします!(レビューはホテルの詳細ページから投稿できます)

    信州・上諏訪温泉 琥珀色の自家源泉を持つ宿【ホテル鷺乃湯】

    上諏訪温泉の中心地に位置する「芯から温まる自家源泉」と「心を癒す日本庭園」をもつ老舗旅館。信州の味覚を取り入れた和食会席料理も絶品と好評価♪露天風呂付客室も有り、贅沢温泉三昧♪(評価:4.6、参考料金:8,800円〜)

    双泉の宿 朱白

    諏訪湖を一望の6階大浴場・露天風呂からの絶景『朱と白』2種の温泉を持つ旅館。【オールインクルーシブ】で滞在中「食事処・喫茶・湯上り処」での各種お飲み物等を楽しめます。(館内:車椅子での移動も可)(評価:4.6、参考料金:11,550円〜)

    諏訪湖畔の宿 すわ湖苑

    諏訪湖に最も近い宿。客室から望む諏訪湖は様々な表情を見せてくれます。2023年3月温泉展望風呂付き客室オープン!湯量の豊富な温泉と地産にこだわる田舎料理でお寛ぎください。(評価:4.5、参考料金:6,050円〜)

    上諏訪温泉ネオステーションホテル上諏訪

    上諏訪温泉かけ流しの大浴場にサウナも備えた全室禁煙のビジネスホテルです。朝食は温かい「自家製釜飯」を無料にてご提供。ビジネス・観光にお気軽にご利用ください。12階建物の内1階と2階が当ホテルです。(評価:4.1、参考料金:5,430円〜)

    諏訪シティホテル成田屋

     上諏訪駅から徒歩3分。諏訪湖まで徒歩7分。屋根付無料駐車場完備。展望温泉は一晩中入浴可能。朝食はヘルシーな和定食をご用意。コーヒーは無料でサービス中!全室インターネット・ウォシュレットOK!(評価:3.7、参考料金:4,000円〜)
  • 地図で周辺の旅館・ホテルを表示する

周辺のスポット

高島城の周辺3km以内にあるスポットを表示しています。

関連記事一覧

訪問レポートなど、これまで攻城団に公開された関連記事の一覧です。

過去のイベント・ニュース

高島城では過去に以下のようなイベントが開催されたり、ニュースが紹介されました(1年以内の情報だけ表示しています)。

本城にしている団員

以下のみなさんが高島城を本城として登録しています。

  • ryonoji
  • 続百名城制覇したい系の人
  • 黒月七衣

このページを紹介する

ブログパーツ

  • 横幅(width)は自由に調整できます(600pxくらいがオススメ)
  • そのまま貼り付けていただければ、スマホでの表示時に自動で調整されるはずです

サンプルを表示する

SNSやメールで紹介

このページのURLとタイトルをコピーする

最近表示したお城

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

まーちゃんさん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る