高島城
高島城

[長野県][信濃] 長野県諏訪市高島


  • 平均評価:★★★★☆ 3.50(69位)
  • 見学時間:48分(99位)
  • 攻城人数:2145(63位)

高島城の堀と石垣

高島城の石垣はいわゆる野面積みで築かれていますが、諏訪湖岸の地盤のゆるい湿地帯に築かれた城であったため、一般的な城と異なり、沈下しないように大木で組んだ筏(いかだ)の上に石垣を積んでいます。

冠木門のところに案内板が立てられています。

諏訪市文化財
高島城本丸の堀と石垣
 高島城は、衣之渡川・中門川などの川を堀とし、諏訪湖と阿原(あわら)(沼沢地)に囲まれ、縄手だけが城下町に通じていた。
 天守閣の石垣と、本丸の正面と東側の石垣は規模が大きいが、西側と南側の石積みは簡単なものであった。衣之渡郭(くるわ)・三之丸・二之丸などの石垣も比較的小規模である。
 石垣は、野面積み(のづらづみ)で、稜線のところだけ加工した石を用いている。地盤が軟弱なので、沈下しないように大木で組んだ筏の上に石垣を積んでいる。

昭和五十四年二月十五日 指定諏訪市教育委員会

雪が溶けた時期の写真がWikipediaにありました。

   

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戦国の終わりを告げた城―八王子城を探る (ロッコウブックス)

おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。

赤ヱ門さん)

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