鉄御門跡の石段をのぼり、さらに見学用に設置された階段をのぼり、埋門をこえる橋を渡ると、天守台跡にたどり着きます。
天守台跡です。東西約25m、南北約22mの敷地内に約40個におよぶ天守の礎石が残っています。
福岡城の天守はその存在が疑問視されてきましたが、近年になって見つかった史料によれば、この上に5重6階、高さおよそ23mほどの熊本城級の天守があったと推定されています。
(詳しくは福岡城天守のページを参照してください)
階段で天守台石垣の上にあがることができます。
展望台になっていて、市街地を一望することができます。
福岡タワーや福岡ドームも見渡せます。
福岡城は平山城で、天守台は市街地からおよそ30mほど高い位置にあるため、思ったよりも眺めがいいです。
(訪問した日は雨だったのですが、快晴だと素晴らしい景色でしょうね)
福岡城天守台跡(ふくおかじょうてんしゅだいあと)
歴代の福岡藩主も眺めたであろう天守台跡(てんしゅだいあと)からは、福岡市内360度全方向のパノラマを楽しめます。江戸時代なら福岡城下を一望できたことでしょう。そして、もしも天守閣が存在していたとしたら、そこからはより一層爽快(そうかい)な眺めが得られたはず。この天守閣の有無については議論されていますが、仮に存在したとすると、天守台の礎石(そせき)や石垣の規模から5層の大天守閣が建っていたと推定され、東側に中天守、小天守が立ち並ぶ52万石の大藩にふさわしい偉容(いよう)を誇ったに違いありません。Ruins of Fukuoka Castle Tower Base
Feudal lords throughout history would have looked over their domain from this tower which provided them with a 360 degree panoramic view. There is still some conjecture as to whether the castle tower actually existed, but if it did exist, judging by the size of the base and stories, it is estimated to have stood five stories tall - a majestic tower befitting a feudal lord presiding over a vast domain.