江戸城
江戸城

[東京都][武蔵] 東京都千代田区千代田


  • 平均評価:★★★★☆ 3.75(33位)
  • 見学時間:1時間33分(17位)
  • 攻城人数:4255(10位)

大番所

この大番所は大手中の門を警備するための詰所でした。
中の門の内側に設けられ、百人番所同心番所よりも位の高い与力・同心によって警備されていたといわれています。

江戸城本丸への最後の番所であり、警備上の役割はきわめて重要であったと考えられています。

この大番所も同心番所や百人番所と同様に江戸時代から残る貴重な遺構です。

大番所
 「番所」とは、警備の詰所のことで、百人番所、同心番所とこの大番所の3つが残っています。中之門の側に設けられ、他の番所よりも位の高い与力・同心によって警備されていました。前の坂を上ったところが本丸の入り口で中雀(ちゅうじゃく)門がありました。
Obansho : Great Guardhouse
A bansho was a guardhouse, and Obansho is one of the three guardhouses still remaining. It is believed to have played a crucial role, since it was the final checkpoint. It was strictly guraded by samurai guardsmen of higher rank than at other guardhouses. On top of the slope, there used to be the entrance gate called the Chu-jaku-mon to Honmaru (inner citadel).

ここからは上り坂になっており、坂の途中に最後の門である書院門(中雀門)があります。

   

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武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

「日本史の知識をアップデートするための勉強会」にて榎本先生から紹介もあり、読んでみることにしました。幕末から明治初期に渡り、加賀藩の御算用者であった猪山信之、直之、成之3代に渡り残された家計簿その他の書簡・日記から、その当時の武士の経済状態や考えが良く解る内容となっています。猪山家が困窮する家計を如何に立て直したか、また幕末から明治にかけて時代が変わる中で猪山成之がどのように考え行動していったかが、そして当時の士族が時代の流れの中でどのようになっていったのかの一端を垣間見ることが出来ました。この本が原作となった2010年公開の映画「武士の家計簿」の中で、原作では娘の髪結に際にお金がなく絵に描いた鯛を用いたエピソードが、長男の着袴の際のエピソードとして描かれておりましたが、映画の方も楽しく鑑賞させて頂きました。

まーちゃんさん)

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