伏見櫓(伏見二重櫓)は関東大震災の際に倒壊したため、解体して復元されたものです。
この伏見櫓は皇居でもっとも美しい櫓であり、手前にある「正門石橋」とともに皇居の代表的な見所です。修学旅行でもここを背景に記念写真を撮ることが多いですね。
伏見櫓の名前の由来として、3代将軍・徳川家光が京都の伏見城の櫓を移築したという説がありますが、憶測の域を出ないそうです。
手前にあるのが十四間多聞櫓です。
また、写真の角度からは隠れていますが、奥側には十六間多聞櫓が付随して残っています。
なお、伏見櫓を間近で写真を撮るには、正月・天皇誕生日など一般参賀で皇居の中に入れる日を選んで訪問するといいでしょう。
オンラインで参観を申し込むこともできるようです。