みなさん、こんにちは。攻城団のコースケです。
1月26日(火)、福井県坂井市にある坂井市観光連盟を訪問してきました。前回は丸岡城を訪問しましたが、今回の訪問場所は東尋坊にある「東尋坊観光交流センター」でした。坂井市観光連盟の事務所は、このなかにあります。
前日から雪が降っていたので、時間がかかっても平気なように早めに出発したのですが、想像とちがって道中は快晴。雪もとけていたので余裕をもって到着することができました。せっかくなので冬の東尋坊見学に。
とってもいい景観です。ドラマの舞台になるのもよくわかります。
それでは東尋坊観光交流センターへ移動しましょう。
前回11月に訪問したときとおなじく坂井市観光連盟の吉田様をたずねました。当時は永続化プロジェクトがスタートしたばかりの時期で、あれから2ヶ月ほど経過して、提案内容にすこし変化があります。
あのとき吉田様はじめ、みなさんにいただいたご意見やご質問をヒントとして生まれたのが、公式バッジのスポンサー制度や、クーポン掲載プランです。
今回はそのお礼とご報告をかねて、あらためて提案させていただくために時間をいただきました。
まずは先日オープンした写真投稿機能のご案内をしました。お城ごとのギャラリーページも同時にオープンしましたので、丸岡城のフォトギャラリーを画面で確認しながら説明します。
「以前よりも、お城をPRすることができるチャネルが増えました」
写真には提供者クレジットが明記されることや、「あっぱれ」という投票機能があることをご説明。さらに掲載された写真で「これは」という写真は、攻城団のソーシャルアカウントにも配信されることもご案内しました。
ソーシャルメディアに配信されると、より多くの人に見ていただくことができます。きれいに撮影されたお城の写真を目にすると「こういう景色が見られるのか」「自分の目で見るためにここに行ってみたいな」って気持ちになります。
吉田様には「ぜひ丸岡城の四季おりおりの写真や、ライトアップ時の写真を提供してほしい」というお願いをしました。ブルーライトアップされたときの光景や雪化粧。桜にかこまれた丸岡城の写真を見たいと思いませんか。
つづいて城メモを活用した「丸岡城周辺の観光スポット案内」のご提案。丸岡城の周辺に「どういったスポットがあって、そこに行くにはどうすればいいのか」をあらかじめ提案しておくことができます。
吉田様と、(丸岡城にかぎった話ではなく)個人観光客向けのナビゲーション、観光案内の現状について話をしました。
などなど。みなさんも実感したことがあるんじゃないでしょうか。
僕もお城にいく前にはいろいろ調べます。立ち寄りスポットだったり、ご飯はどこで食べようか、駅からはどうやっていけばいいのか。バス利用なら何番乗り場なんだろうとか、料金は先払いなのかとかも気になったりします。
「知りたいときが、伝えるとき」と攻城団の資料には書いてあります。
お城めぐり、観光にとって必要な情報を整理して、城メモに掲載しておくことで「こんなめぐり方ができますよ」という提案と、「こういうふうに乗り換えればいくことができます」というナビゲーションをあらかじめ伝えておくことができますよね。
「アクセス」として掲載している城メモのように、パンフレットには載せきれない情報もあります。攻城団ならその情報をあらかじめ用意しておくことができます。
(余談ですが、駅からのルート案内を写真入りで紹介したページはいろんな方から評価していただいています)
丸岡城をおとずれたあとの訪問先についても話をしました。
周辺スポットはもちろん、同じ坂井市内にある東尋坊や三国温泉について丸岡城からどうやって移動すればいいのか、といった細かい情報も伝えていければいいですよね、という話をしました。
城メモに掲載することのメリットのひとつに「ずっと掲載されつづける」ということがあります。メリットの前提には、こんな仮説を共有させてもらいました。
「見てもらえる」「使える」情報がずっと掲載されていることって、お城側にも、これから訪問しようと考えている人にも、双方にとって便利な情報だと思います。
さらにクーポン掲載のご案内。前回お伺いしたときに「たとえば食事処の情報や、クーポン・チケットの案内なども同じく無料で掲載できるの?」というご質問をいただきました。
「店舗だけではなく、『丸岡城』プラス『一筆啓上茶屋』、あるいは『一筆啓上日本一短い手紙の館』の入館チケットもセットにした割引、といった内容も掲載できますか」というご質問をいただきました。
「もちろん、できますよ」「プリントアウトしてもいいし、画面を提示すれば割引になる、でもいいですよね」と即回答。
お城を攻めたときに、近くの資料館や博物館も訪問することあります。まとめてチケット購入すると割引になると(僕の場合は)だいたい購入します。
それに「年間をとおしてのクーポンもいいけれど、イベント時期にしぼったクーポン掲載もいいですよね」というように、吉田様から具体的な活用イメージについての話が出ました。
丸岡城では4月にさくら祭り、10月には丸岡古城まつりが開催されます。イベント告知とあわせて、クーポンが配信されていると便利ですよね。
さくら祭りではライトアップもされるそうです。光景を想像していると「今年のお花見には丸岡城にこようかなぁ」と思いました。去年のさくら祭りの写真、「個人的にもぜひ見たいです!」と掲載のお願いをしちゃいました。
最後に2月公開予定の「さくらの名城めぐり」バッジスポンサーのお願いもしました。じつはこのバッジを作成するきっかけは、前回のご訪問でお会いした際に伺った「さくら名所バッジ、とかあるといいよねー」というひと言なのです。
これまで「花見にオススメなお城一覧」がブログ記事にアップされていたものの、バッジにはなっていませんでした。
きっかけを作っていただいたことと、さくら祭りにかんするクーポン掲載との連動性も考えて、「丸岡城訪問のきっかけにもなります」とスポンサードをお願いしました。
城趾がさくらの名所になっているケースがたくさんあるように、「お花見」はお城に出かけるきっかけになります。「バッジ+クーポン」、城メモによる「丸岡城周辺の観光スポット案内」が、丸岡城をおとずれるきっかけになればいいな、と思っています。
丸岡城は最寄り駅に特急列車が止まるわけでもなく、駅から近いわけでもありません。現存天守12城のひとつ、とはいえ気軽にいきやすい立地でないことはたしかです。
とはいえ、約10年のあいだに丸岡城をおとずれる人は10万人近く増えています。これからも丸岡城(とその周辺スポット)への訪問者が増加することに、攻城団もがんばって貢献していきたいと思います。
僕個人としても、おなじ北陸地方っていうこともあって、親近感もあるんですよね。
すっかり長居をしてしまいました。今回ご提案した内容については「関係各所と相談・検討しますね」とのこと。
そして「積雪があったから、天守には雪がのこってるんじゃないですかね」とお聞きしたので、「雪の丸岡城を攻める」ことにして帰り道に立ち寄りました。
入場券売り場の方と話しをしていると「天守前にかなり積雪して、除雪がたいへんだった」そうです。
雪が降っているさなかに除雪するわけにはいかないでしょうから、今朝早くから除雪されたのでしょうね。ありがとうございます。
ぼくらがスムーズに攻城できるのも、「管理事務所のみなさんのおかげだなぁ」と感謝。
この時期しか見ることができない雪化粧のお城もいいですね。雪の日の夕方ということもあって、天守をひとり占めしてきました。
丸岡城は小ぶりな天守ですが、質実剛健とでもいうような雰囲気があります。この良さをもっと多くの方に知っていただくために、攻城団としてもがんばっていきます。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
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