こんにちは、攻城団のコースケです。本日は永続化プロフェクトとして、みなさんにお知らせがあります!
2016年9月6日(火)に石川県庁で「いしかわ産業化資源活用推進ファンド」の認定事業者へ認定授与式が開催されました。この認定事業者のなかに、七尾城がある石川県七尾市の七尾商工会議所さんが出席されています。
じつはこの七尾商工会議所が認定をうけた事業「七尾城跡の魅力発信と着地型観光ツアー開発に関する研究会事業」には、攻城団が大きく関わっています。
これは七尾商工会議所、のと共栄信用金庫、そして攻城団プロジェクトの3者で取り組む共同事業です。その目的は、七尾城とその周辺の観光情報を集めて整理して継続的な発信をおこないつつ、来市・来城にむけたきっかけと市内観光を満喫してもらうための仕組みをつくることです。
また、この共同事業を進めるにあたって、公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO)が運用されている「いしかわ産業化資源活用推進ファンド」の認定をうけることが決定しました。
(その授賞式に代表として七尾商工会議所が出席されているわけですね)
3月ごろから七尾商工会議所をいくどか訪問していたのですが、ようやくみなさんに発表することができました。ぶじに採択が決まってほんとうによかったです。
まず計画の最初のステップは観光回遊ルートの可視化に着手することになっています。
具体的にいうと七尾市内の高校の協力を得て、産学共同による「七尾城攻城マップ」「七尾市内観光マップ」の制作をします。マップ制作にあたっては、地元目線の「通」な情報を、攻城団の経験を活かしてわかりやすく編集して、さらにサイトを通じて全国に届ける支援をおこないます。
北陸新幹線開業、能越自動車道全面開通といった交通インフラ整備の追い風をうけて、七尾城への観光客も年々増加しているそうです。ただそれが地元産業の貢献につながっているかというと十分とはいえません。
この共同事業では、これから約一年にわたって、オンライン・オフラインの両方を活用して、こうした課題の解決に取り組みます。
ちなみに七尾城はぼくの地元でもあり、小さな頃から身近にあったお城でした。
かといって七尾城のことを深く知っていたわけでもありませんし、何が魅力的なのか当時はわかりませんでした。
数十年がたち、本丸跡から七尾湾一帯を見渡せる眺望や、石垣や曲輪跡といった遺構、さらには七尾城をとりまく歴史的背景――上杉謙信が攻めきれなかった――などの魅力を理解することができるようになりました。
また七尾市は、狩野永徳らと並び、桃山時代を代表する絵師である長谷川等伯の生まれ故郷でもあります。
こうしたさまざまなストーリーや魅力があるにもかかわらず、うまく市外・県外に発信されていないという現状があります。こうした課題は全国各地で起きていますし、このブログでも何度もお伝えしていることですね。
ぼくらは攻城団という「場」を利用して、この課題の解決に本気で取り組みます。
といった攻城団の得意とする領域を、七尾商工会議所・のと共栄信用金庫をはじめとする地元の協力を仰ぎながら進めていきます。
そしてお城はもちろん、市内に点在する文化財や周辺エリアをふくめて魅力を広く伝え、来訪者の増加が地元の産業振興にしっかり貢献できるように支援していきます。
七尾城は、城復元を視野に入れた本格調査と保存活用計画の策定に着手しています。
攻城団としてこの事業に参加することで、「七尾城の魅力再発見」を実現し、七尾城の復元整備が進むとともに、七尾市の観光振興にも寄与できればと考えています。
そして今回の取り組みがうまくいけば、同様の課題を抱える全国各地の城下町で展開できると思っていますので、ぼくらとしても全力でがんばります!
この共同事業にかんする経過報告については、今後もこのブログでお伝えしていきますので、楽しみにお待ちください!
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