攻城団からのお知らせ

お城ジオラマ復元堂さんを再訪してきました

みなさん、こんにちは。攻城団のコースケです。
5月27日金曜日、「お城ジオラマ復元堂」の二宮さんを訪ねて神奈川県に行ってきました。

思い返せば、攻城団の永続化プロジェクトをスタートして、初めての訪問先が「お城ジオラマ復元堂」さんでした(当時の記事)。

今回は、タイアップバッジ「真田三代名城と合戦のひみつ」のプレゼント応募の締め切りが間近ということもあり、経過報告をふくめてお伺いしました。
加えて、お互いが進めていることを共有することで、今後なにかをご一緒できるような話になればいいなぁと考えていました。

前回訪問から半年。そのあいだに書籍が出版され、城ラマ「真田氏上田城」が発売されました。でもSNSを通して、二宮さんの活動情報をある程度知っていましたので、まったく久しぶりの気がしませんでした。

ご挨拶をすませ、二宮さんにさっそくバッジにまつわる数字の報告です。

数字は4月に一度ご報告していたのですが、その時点ではバッジ獲得者がまだ1名でした。攻めるのがむずかしい山城も含まれているので苦戦するかなとも思っていたのですが、5月26日時点でバッジ獲得者が7人、もう少しでバッジ獲得する方が6名いらっしゃいました。

二宮さんも「これだけの人数が掲載されているお城に足を運んでいるってすごいね」ととっても喜んでいました。
数字を見ながら「もしかしたら週末に、バッジ獲得者が増えるかもしれませんね」と話していたのですが、期待どおり、1名バッジ獲得者が増えていました!

キャンペーンのプレゼント商品である城ラマ「真田氏上田城」も預かってきましたよ。
もうひとつのプレゼント商品である書籍には以前サインをしてもらっていましたので、城ラマ「真田氏上田城」のほうにもサインを書いていただきました。

二宮さんは「お城ジオラマ」という周辺の地形まで含めたジオラマの制作・販売を通して、現地を訪れる方が増えてほしいと考えています。
「現地を訪れる方が増えてほしい」という目線で活動している点は、攻城団ととても重なる部分があるんですよね。

「城ラマ」の制作活動をおこなっていくなかで、地域からの問い合わせや講演依頼、お城を中心とした活性化に関する相談がくるようになったそうです。
相談がきたという地域の観光誘致促進に関する話をしていたところ、ふと「これ見せたことあったっけ?」と二宮さんが、なにやら箱を持ってこられました。

「カメラ用意したほうがいいかもよー」とのことで、慌ててデジタルカメラを構えました。

中から現れたのは、真田時代の上田城のジオラマでした。

発売されている「城ラマ『真田氏上田城』」は「本丸のみ」ですが、こちらのジオラマでは当時の縄張り全体がよくわかるようになっています。

合戦の様子も再現されていました。

真田氏時代の上田城ですので、尼ヶ淵の河岸段丘上に築かれた本丸西隅や南北櫓は見当たりません。

「上田城合戦のときは、こんな感じだったのかもしれないですねぇ」などの会話をしながら、ジオラマを堪能させてもらいました。

ちなみにタイアップバッジでプレゼントする城ラマには、「せっかくなので、これも入れましょう!」と二宮さんから、特別に六文銭の幟(のぼり)をいただきました。試作品段階での幟だそうで、一般販売されている【幟】とはちょっと違いますので、お楽しみに。

ジオラマでひとしきり盛り上がったところで、思いついたことがあります。

現在、ほとんどのお城は建造物がのこっていません。石垣や土塁といった遺構があるお城もあれば、そうでないところも多くあります。地形も当時と大きく変化している場所も少なくありません。

このような立体的な復元模型があると、当時のお城の姿を想像しやすいですよね。
上田城のように一度破却されて再建されたお城の場合は、それぞれの時期のジオラマをつくることで、地形や縄張りがそのときどきの城主によってどのように変化したのかまでわかるようになります。
川の流れも時代によって変わりますから、千曲川や尼ヶ淵の変遷を再現するのもとてもおもしろそうです。

姫路駅にある復元模型を見たことがありますか。
あれを見ると地形の高低差がわかっていいですよね。姫路城が平山城であることがじつによくわかります。

こうした復元模型は観光に来られた方に情報を伝えるためのアイテムとしてはもちろん、地元で暮らす方にもかつての歴史を知っていただくきっかけになりそうです。

話をしながら、そんなことを思いついて「企画提案していく際に『城ラマ』の制作や、『城ラマ』を活用した情報提供について話してもいいですか?」と二宮さんにお願いをしたところ、快諾していただくことができました。さっそく思い当たるところが何ヶ所かあるので、折をみて提案したいと考えています。

いまは埋もれてしまった「城」を模型として復元し、視覚的につたえることを城ラマさんが。
「お城を中心とした歴史観光プロモーション企画やコミュニケーションプラン」を攻城団が。
こんなふうに役割を分担することで、お互いが補完しあえると思うのです。

  • 攻城団が提案していくなかで、城ラマを活用したプロモーション企画を提案
  • お城ジオラマ復元堂が攻城団を紹介していただき、企画提案を協同でおこなうケース

大きくふたつの取組みが考えられることから、今後積極的に情報交換していこうよ、と言っていただくことができました。
さっそくいくつか提案を進めたいなという話もありますので、もう少し具体的になったら、またお知らせさせていただきますね。

みなさんにも協力をお願いしたい企画がいくつかあります!

   
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