みなさん、こんにちは。攻城団のコースケです。
1月25日(月)、石川県金沢市にある石川県庁土木部公園緑地課(金沢城・兼六園周辺整備グループ)を訪問してきました。
金沢城公園や兼六園は石川県が管理しています。各地のお城はそれぞれの市町村が管理されていると思いますよね。
僕も最初はなんとなくそのような想像をしていました。しかし、じつはお城ごとに管理されている自治体が異なるんですよね。今回訪問してきた石川県庁では、こうしたお城管理にかんする行政の組織について、とても丁寧に教えていただくことができました。
前夜から降りつづいた雪の影響で、積雪が残る金沢駅に到着。
駅からバスを乗りついで石川県庁に到着しました。
今日訪問するきっかけとなったのは、現在石川県が進めている鼠多門・鼠多門橋の復元整備事業について広報課に問い合わせをしたことです。
攻城団としては、こうした復元整備の様子を工事の途中も含めて継続的にレポートしていくことでいかに大変な作業であるかということや、どういう内容の工程が存在しているのかをみなさんと共有していきたいと思っています(僕たち自身も知りたいですし)。
そこでお時間を調整していただき、ご挨拶を兼ねて「土木部公園緑地課」に伺ってきました。
事前に僕が考えていたシナリオとしてはスライド画面のように、PRの支援をご提案させていただくというものでした。
しかし、じっさいにはお城の「管理」と「発掘調査」と「広報」と「観光集客」にかんする行政側の体制について、レクチャーしていただくことに。
各地にあるお城の管理は
おおきくは、このふたつにわかれます(財団法人が管理する犬山城などは例外ですね)。
また日々の管理業務や来場者の対応といったことは「○○城管理事務所」が担当しています。
広報業務については「○○城管理事務所」がおこなう場合もあれば、観光課や観光協会が主体でおこなっているケースもあります。
金沢城公園・兼六園のケースでは石川県(「公園緑地課」金沢城・兼六園周辺整備グループ)が全体的な管理をおこなっています。日々の現地での業務全般は「金沢城・兼六園管理事務所」が担当されているのだそうです。
また発掘調査は、教育委員会のなかにある金沢城調査研究会が担当するケースがほとんどのようです。
そして金沢城公園でおこなわているイベントの多くは「外部団体の持ち込み企画」として開催されることが多い、ということをはじめて知りました。
鼠多門と鼠多門橋の復元整備にかんしても、特集記事広告のご提案を持ちこんだものの、PR活動については予算や発注体制の関係もあってなかなかむずかしそうです。
今回は持参したスライドをほぼ使うことなく、こちらの提案をご検討していただくという流れにはなりませんでした。
とはいえ、お城管理にかんする自治体の体制や情報管理について、いままで想像することしかできていなかったあれこれを裏づける話をお伺いできたという点では、たいへん貴重な時間をいただく機会となりました。ほんとうにありがとうございました。
発掘調査にかんしては「金沢城調査研究会」にお伺いし、お話をきかせていただければなと考えています。
また「金沢市観光協会」が提供されている写真データを利用させていただき、ギャラリーページに掲載しました。
金沢城は二の丸御殿の調査研究にも着手されているということで、さまざまなことがわかってきそうでとても楽しみですね。
毎月恒例の月次レポートを公開します。台風や大雨でなかなか出かけられない日が続いていますが、もう少ししたら出かけやすい行楽シーズンがやってくるのでぼくも遠出を計画中です。では今月も攻城団をよろしくお願いします!
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つづきを読む攻城記録を残す際の公開用のメモ欄の名称を「共有メモ」から「訪問ガイド」に変更しましたので、その理由などを説明します。
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つづきを読む今年も団員総会を開催します! 11月16日(土)に昨年と同じ京都アスニーの大きな和室を借りたのでぜひご参加ください。
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