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園部城は日本の城郭史で最後の建築物として知られています。当初、小出吉親が築いた城は徳川幕府の制度上では陣屋という扱いになったため、園部陣屋として呼ばれていました。幕末になって京の治安が悪化したことに備えるため改修が認められ、1868年(慶応4年)から普請がはじまり、翌1869年(明治2年)に完成した際にようやく園部城と呼ばれるようになりました。現在は京都府立園部高等学校の敷地となり、巽櫓、城門の櫓門(高校の校門)、番所、太鼓櫓(八木町の安楽寺に移築)など一部の建物が現存しています。
攻城団編集部
園部城を攻城した団員が残してくださったクチコミ(レビュー)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。質問はこちらからどうぞ。
項目 | データ |
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曲輪構成 | |
縄張形態 | 平山城 |
標高(比高) | 173.8 m( -- ) |
城郭規模 | 内郭:-- 外郭:-- |
天守縄張、天守形式 | |
天守の階数 | |
天守の種類 | 模擬天守 |
天守の高さ | |
天守台石垣の高さ | |
天守の広さ(延床面積) | |
天守メモ | 天守はなかったが、小麦山頂には3重の小麦山櫓が1868年(慶応4年)に建造された。なお近隣にある園部国際交流会館が天守閣風の建築物(模擬天守)になっている。 |
築城主 | 小出吉親 |
築城開始・完了年 | 着工 1619年(元和5年) 〜 竣工 1621年(元和7年) |
廃城年 | 1872年(明治5年) |
主な改修者 | 小出英尚 |
主な城主 | 小出氏(3万石) |
遺構 | 石垣、堀、巽櫓、櫓門、番所、太鼓櫓 |
指定文化財 | 京都府史跡 |
復元状況 |
園部城の見所や歴史などを紹介します。
巽櫓は園部高校の校内に、櫓門に隣接して建てられています。
櫓門 に隣接して建てられている2重櫓が巽櫓です。 巽櫓を撮影するには高校の校内に入らなければならないので、門をくぐって右前方の建物1Fにある事務室の受付で申請する必要があります。 園部城の本丸には当時(……つづきを読む)
園部城の櫓門は現在、京都府立園部高等学校の校門として使われています。
園部城の櫓門は現在、京都府立園部高等学校の校門として使われています。 1868年(明治元年)に建てられた、比較的新しい門です。 幕末期の築城ということもあり、隣接する 巽櫓 同様、櫓門も城郭としては変(……つづきを読む)
園部城には天守の代わりとして、小麦山山頂に小麦山櫓が建てられていました。
園部城には天守はありませんでしたが、小麦山の山頂には小麦山櫓(子向山櫓)が1868年(慶応4年)に建てられました。この3重櫓は現在はありませんが、1877年(明治10年)に園部城周辺を描いた『船井郡第(……つづきを読む)
明治時代に入ってから完成した園部城は日本で最後の城と呼ばれています。
園部城は日本の城郭史の中で最後の城と呼ばれています。もともと園部陣屋と呼ばれていた築城当時から、惣構えで、二重の堀や狭間を設けた塀もあり、城域も南北約650m、東西約450mと、じゅうぶん城と呼べる規(……つづきを読む)
京都府立園部高等学校の前に園部城址の石碑と案内板があります。
京都府立園部高等学校の前に園部城址の石碑と案内板があります。 園部城址 元和五年(一六一九) 但馬の出石から移封となった初代園部藩主小出吉親公は 約二年間を費やして この地に園部陣屋を築きました。 (……つづきを読む)
園部城にあった太鼓櫓は現在、市内にある安楽寺に移築されています。
園部城にあった太鼓櫓は現在、市内にある安楽寺に移築されています。 案内板があります。 南丹市指定文化財 安楽寺太鼓櫓 当寺の山門をくぐり、直ぐ左に見上げられるこの太鼓櫓は、元和五年(一六一九)但馬国(……つづきを読む)
園部城の見所や歴史などを紹介します。読みたいカードをクリックしてください。
項目 | データ |
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営業時間 |
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料金(入城料・見学料) |
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休み(休城日・休館日) |
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トイレ |
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コインロッカー |
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写真撮影 |
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バリアフリー |
園部城の見所は城メモをご覧ください
さらに先の週間天気予報については気象庁のサイト 等で確認してください。
京都府南丹市園部町
項目 | データ |
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アクセス(電車) |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 |
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じっさいに訪問した方の正確な情報をお待ちしています。
園部城をクルマで訪問する際は、園部公園駐車場を利用するといいでしょう。
園部城をクルマで訪問する際は、園部公園駐車場を利用するといいでしょう。 けっこう大きな無料駐車場ですので、ほぼ確実に停められると思います。(……つづきを読む)
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