別名 木幡山伏見城、伏見桃山城、桃山城、木幡山城
お知らせ 詳細
伏見城(木幡山伏見城)は豊臣秀吉によって築かれた城です。1596年(文禄5年)に起きた大地震「慶長伏見地震」によって指月伏見城が倒壊したため近隣の木幡山に再築された城で、わずか3ヶ月で完成しています。秀吉の死後は徳川家康の居城となりました。「関ケ原の戦い」の際には家康の家臣である鳥居元忠が城代として守っていましたが、西軍に攻められて落城しました。「関ケ原の戦い」後には徳川家康が藤堂高虎に普請奉行を命じ、天下普請として再建させ、家康はこの城で征夷大将軍の宣下を受けています。現在、城址付近は伏見桃山城運動公園として整備され、模擬天守が建てられていますが、耐震基準を満たしていないことから中に入ることができません。また、この模擬天守は洛中洛外図に描かれた伏見城を参考にして建てられたこともあり、映画やドラマのロケ地として何度も利用されています。
目次
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伏見城に関するデータ 情報の追加や修正
105 m
内郭:-- 外郭:--
5重6階
豊臣秀吉によって1597年(慶長2年)に築かれた天守は独立式望楼型5重5階と推定されるが、この天守は1600年(慶長5年)に起こった関ケ原の戦いの前哨戦で西軍の攻撃により炎上し焼失した。その後、関ケ原の戦いに勝利した徳川家康により1604年(慶長9年)に再築された天守は大和郡山城の7重7階の天守を5重5階の天守として移築改造したものとされる。伏見城は豊臣氏滅亡後は存在価値が薄れ、1619年(元和5年)に廃城を決定、城内の建築物は江戸城や福山城、淀城をはじめ各地に移築された。天守も二条城に移築されたとされる。現在の模擬天守は1964年(昭和39年)に遊園地「伏見桃山城キャッスルランド」として約6億円をかけて鉄筋コンクリートで造られたものだが、江戸時代の天守とは位置も外観も異なる。同遊園地が閉園後に無償で京都市に贈与されたが、耐震基準を満たしていないことから内部は非公開。
豊臣秀吉
着工 1596年(慶長元年) 〜 竣工 1597年(慶長2年)
1623年(元和9年)
徳川家康
豊臣氏、徳川氏
移築門、石垣、堀
伏見桃山陵が宮内庁治定
模擬天守
項目 | データ |
---|---|
曲輪構成 | 梯郭式 |
縄張形態 | 平山城 |
標高(比高) | 105 m( -- ) |
城郭規模 | 内郭:-- 外郭:-- |
天守縄張、天守形式 | 複合式望楼型 |
天守の階数 | 5重6階 |
天守の種類 | 模擬天守 天守の分類 |
天守の高さ | |
天守台石垣の高さ | |
天守の広さ(延床面積) | |
天守メモ | 豊臣秀吉によって1597年(慶長2年)に築かれた天守は独立式望楼型5重5階と推定されるが、この天守は1600年(慶長5年)に起こった関ケ原の戦いの前哨戦で西軍の攻撃により炎上し焼失した。その後、関ケ原の戦いに勝利した徳川家康により1604年(慶長9年)に再築された天守は大和郡山城の7重7階の天守を5重5階の天守として移築改造したものとされる。伏見城は豊臣氏滅亡後は存在価値が薄れ、1619年(元和5年)に廃城を決定、城内の建築物は江戸城や福山城、淀城をはじめ各地に移築された。天守も二条城に移築されたとされる。現在の模擬天守は1964年(昭和39年)に遊園地「伏見桃山城キャッスルランド」として約6億円をかけて鉄筋コンクリートで造られたものだが、江戸時代の天守とは位置も外観も異なる。同遊園地が閉園後に無償で京都市に贈与されたが、耐震基準を満たしていないことから内部は非公開。 |
築城主 | 豊臣秀吉 |
築城開始・完了年 | 着工 1596年(慶長元年) 〜 竣工 1597年(慶長2年) |
廃城年 | 1623年(元和9年) |
主な改修者 | 徳川家康 |
主な城主 | 豊臣氏、徳川氏 |
遺構 | 移築門、石垣、堀 |
指定文化財 | 伏見桃山陵が宮内庁治定 |
復元状況 | 模擬天守 |
更新日:2023/12/07 11:42:07
伏見城には「御城印」があります。入手場所など詳しくは城メモをご覧ください。
項目 | データ |
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アクセス(電車) |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 | 有料 |
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歴史好きな方であっても「世界史」と言われるとカタカナ文字だらけだったり、地域を跨ぐ国がいくつも栄衰したりで手が出し難いと思います。
一方「鉄砲伝来」とか「日本銀」のお話と言うと、ここ最近のテレビ番組でも特集が組まれたりしているので、もっと詳しく広い範囲で知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この本は対馬や琉球などの「日本と海外の境界地」を中心とした戦国期の歴史から民族の流れや需要と供給の変化などを知ることが出来ますよ。
なので読み進め方は最初から読むよりも興味のあるキーワードがある章から読み始め、最後に全体を通して読むのが良いと思います。
個人的なおすすめは第6章でざっくり言うと、豊臣秀吉の朝鮮出兵の本当の目的は?その結果世界(特にアジア圏)はどう変わったか?のお話です。
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