【都道府県バッジ】第33弾となる「青森県三名城」を公開しました。
青森県の場合、弘前城は確定で、あとのふたつをどう選ぶかが注目でした。
畿内周辺と比べると知名度こそ低いものの、南部氏や浪岡北畠氏、そして江戸時代に弘前藩主をつとめた津軽氏と、歴史をたどると興味深いお城がたくさんあります。
その中で「初心者でも楽しめそう」という基準で団員のみなさんに選んでいただいた結果、青森県を代表するお城として選ばれたのは以下の3城です。
弘前城以外の2城は「日本100名城」の根城、「続日本100名城」の浪岡城が選ばれています。
前回の香川県もそうですが、登録城数の少ない県の傾向として「日本100名城」と「続日本100名城」の3城が順当に選ばれるのはしょうがないですね。
(同時にもっと多様な楽しみ方をすべての都道府県を対象に提案していくことが攻城団の今後の課題だなと認識しています)
1位の弘前城は52票でこれは投票者全員が推薦する満票でした。2位の根城も8割の得票数で43票、3位の浪岡城も6割の32票でした。
現存天守の弘前城は別格ですが、根城と浪岡城も国の史跡に指定されるなど城址の整備もしっかりされているので妥当な結果だと思います。
ちなみに4位が堀越城で12票、5位が三戸城で6票となっています。
堀越城は2015年(平成27年)に城址が整備されているし、三戸城も南部晴政が築いたというエピソードや模擬天守(歴史民俗資料館)があることを踏まえると、いずれも三名城に選ばれていても不思議じゃなかったと思います。
ほかにも種里城や聖寿寺館など、南部氏ゆかりのお城として御城印をつくってPRされているところもあるので、遺構メインだけでなく、大名家のエピソードや御城印といったいろんなテーマで訪問できるのが青森県の特徴ですね。
現在は和歌山県の三名城を募集中ですので、ぜひみなさん投票にご参加ください!
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