少し涼しくなってきたので安土城を攻めてきました。
いったことのある方ならわかると思いますが、安土城の天主跡までのぼるのはけっこう大変なので(標高199mですからね)、夏にのぼるのはさすがに避けてました。
今回、4年半ぶりの攻城だったのですが、いろいろと整備が進んでいて、休憩所ができていたり、駐車場が有料になっていたり(無料で停められるスペースもあります)、ずいぶん風景が様変わりしていました。
では登城しましょう。登城というより登山に近いですけどね。 大手道を途中までのぼって、下を見たときのこの景色がすごくいいですよね。 順路通りに進むと帰りはここを通らないので(摠見寺のほうを通るため)、ぜひのぼりの際に後ろを振り返ってみてください。 さらに進みます。ここからが本番。 ようやく中腹まで来ましたが、まだ先は長いです。 黒金門跡です。安土城の中心部に入る重要な門だったので、このあたりにはいまも巨石が残っています。 少し開けたところに出ます。 二の丸跡には織田信長の廟所があります(左上に見えてる屋根の向こう側)。 さらに先に進むとようやく本丸にたどり着きます。 ここにはなにも残っていませんが、かつては本丸御殿がありました。 最後の石段をのぼると天主台跡です。 かなり見晴らしがいいですよ。 当時の信長はここからさらに33mほどの天守に上がって周囲を見渡していたわけですから、きっと素晴らしい景色だったんでしょうね。 途中にある屋敷跡や廟所などを見ながらでも、おおよそ30分くらいでのぼれると思います。 帰りは摠見寺の三重塔や二王門(仁王門)を見ながら下山します。 じつは安土城の周辺には立ち寄れる場所がたくさんあります。 JRの駅前には信長の銅像がありますし、安土城郭資料館もあります。 安土城のそばには安土城天守を実寸大で復元展示している「信長の館」があります。 なかでも今回はじめて訪問した県立安土城考古博物館はオススメです。「信長の館」のすぐとなりにある博物館ですが、安土城や観音寺城などの模型が展示されていますし、安土城の大手道の復元の様子を段階的に再現した模型や伝羽柴秀吉邸跡の復元模型など、見るべきものがほんとうにたくさんあります。 これが大手道の復元模型です。 発掘調査前の状態から順番に復元の様子がわかるようになっています。 入ったところには彦根城とひこにゃん、浅井長政とお市の方、そして浅井三姉妹のパネルがあります。 せっかくなので記念撮影。 安土城はJR安土駅から歩いて20分くらいでいけますし(山麓まで)、駅前にはレンタサイクル屋さんもあります。 できれば少し余裕のあるスケジュールを組んで、周辺にある資料館や博物館もあわせてまわりたいですね。攻城団と東美濃歴史街道協議会とのタイアップ企画「東美濃の山城を制覇せよ!」が10月11日(金)からはじまります。東美濃エリアにはたくさんの山城があります。多くの遺構が残り、歴史を感じられる、魅力満載の山城をみんなで攻城しましょう!
つづきを読む毎月恒例の月次レポートを公開します。10月だというのにまだまだ残暑が続いていますが、各地でイベントも増えてきているので無理のない計画を立てて遠征を楽しんでください。では今月も攻城団をよろしくお願いいたします!
つづきを読む毎月恒例の月次レポートを公開します。台風や大雨でなかなか出かけられない日が続いていますが、もう少ししたら出かけやすい行楽シーズンがやってくるのでぼくも遠出を計画中です。では今月も攻城団をよろしくお願いします!
つづきを読む訪問ガイドに緯度経度が入力されていた場合の地図の表示方法を変更しました。画面遷移せずポップアップで確認できるようになったのでかなり便利だと思います。
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