ラーメンを食べに駅の反対側まで来たら、JRの高槻駅のほうが近かったので、そのままJRに乗って茨木城へ向かいました。
茨木城は高槻城よりもさらになんにも残ってないお城で、移築門と伝わる門が茨木神社にあるのと、復元された櫓門が本丸跡にある茨木小学校の校門として建てられてるくらいです。
茨木神社には前に講演会で訪問した際に立ち寄ってます。
この境内の駐輪場あたりの石垣は茨木城の石垣を流用したという話もあるそうですね。
前は気づかなかったんですけど、門が内外反対になってますね。
それともこれが正しいのかなあ。
今回は茨木小学校に復元されている櫓門を見るのがメインでした。
これが小学校の校門ですよ。かっこいいですよね。
ちなみにこの丸瓦に描かれている家紋「丸に鷹の割羽」は片桐家の家紋です。
中川清秀の時代じゃなく、片桐且元の時代に近世城郭として改修されたんでしょうね。
あと、この門の裏側、つまり小学校の敷地内に「茨木城址」と書かれた石碑があります。
昨今、学校関係者以外が小学校に入るのは大変なのですが、たまたま先生が近くにいらっしゃったので「写真だけ撮らせてもらえますか」と相談したら、中に入れていただけました。
ほんの数十秒でしたけど。
交渉相手の先生にもよるでしょうし、そもそも週末では誰も相談できる人がいない可能性もあるので、いけば必ず入れるわけじゃありませんが、相談してみる価値はあると思います。
(でもダメだったとしても学校側としてはそれが当然の対応なのであきらめましょう)
あとはおみやげにと『茨木城主もなか』を買いました。
なんでももともと『片桐もなか』という地元で有名なもなかがあったそうで、その和菓子屋「日の出」が廃業したので、そこで働いてた方が独立して味を引き継いでつくってるんだそうです。
これも今日食べましたけど、おいしかったです。
これからも地元のお店がつくってるお菓子やおみやげは積極的に応援したいですね。
で、じつはここからひと駅分歩いてます。
30分ほど歩いて、南茨木駅近くの茨木市文化財資料館へ。
ここも高槻城そばの「しろあと歴史館」と同じで無料なのに、けっこう充実してました。
帰りは南茨木駅から電車に乗りました。
駅前のロータリーに巨大な人形がいましたよ。
ほんとは帰りに勝龍寺城にも寄ろうと思ってたんですけど、いっぱい歩いたりしたので疲れてしまって、次回にまわしました。
『軍師官兵衛』で紹介されちゃうと人が増えそうだから、その前にいっておきたいですね。
(といっても勝龍寺城もとくになにがあるってわけじゃないんですけど)
こんな感じで阪急沿線にはたくさんのお城(正確には城址)があります。
もっともそれも当然で、阪急にしろ、並走しているJR京都線にしろ、ほぼほぼ西国街道沿いに走ってますから、織豊期以降の城郭がたくさんあるんですね(=山城を廃城にして、平地に新たに築いたお城)。
先日攻めた山崎城もですけど、今回の茨木城、高槻城と、街道と城との関係もじっくり見ていくと楽しそうですね。
まるで『信長の野望』ですけど。
以前、秀吉が中国大返しでいち早く山崎まで辿りつけたのも大阪経由の(京街道)ではなく、神戸からそのまま京都に向かう西国街道を通ったからだという話を前に聞いたことがあって、それはすなわち今回訪問した街道沿いにある城の城主である中川清秀や高山右近といった摂津の武将を味方に取り込んだことが勝敗を決めていたという話でもあるのですが、旧街道についても今度また勉強したいと思います。
いずれにせよ花粉症も終わったので、これから梅雨入りまでは近場のお城を攻めまくろうと思います!
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