東京からの出張帰りに駿府城を攻めてきました。
新幹線の駅からそう遠くないお城ということで選んだのですが、駿府城は駅から徒歩10分、このあとに寄る掛川城もそのくらいでいけるので、かなりオススメです。
静岡駅ははじめて降りたのですが、なんとなく浜松駅に似てました。
なんでも歴史的経緯(三河と駿河)もあって、地元ではライバル意識が強いらしいですが、ぼくは姫路に近いところで育ったこともあって、こういう新幹線の駅とお城の両方がある街は好きです。
いまも残る広い堀には鯉が泳いでいたり。
堀にかかる橋にはハトがいたり。
こういうのは徒歩で城下を歩くからこそ見れる風景なのでいいですよね。
ほんとにすぐに駿府城(駿府城公園)に着きます。
見えるのは巽櫓と東御門です。
前に訪問したときは2009年のことで、しかも夕方だったこともあり、100名城のスタンプだけ押して帰ったので、今回はじめてちゃんと見れました。
弥次喜多の銅像もありました。
十返舎一九は静岡市出身の人のようですね。
東御門はかなり立派な門です。
枡形に入ると、ついつい四隅から写真を撮りたくなりますね。
でもなかなか一の門(高麗門)と二の門(櫓門)をいっしょにおさめた写真を撮るのはむずかしいです。
駿府城公園は当時の二の丸全体が公園になっていることもあり、かなり大きな公園です。
そのため、東西南北にある4つの門をまわるとけっこう大変でした。
南側の門(二の丸御門)は埋め立てられて、現在は別のところに新しく橋がかけられています。
訪問したのがお昼時だったこともあり、お弁当を食べてる人が多かったです。
あと、絵を描いてる方も多かったですね。
駿府城公園には東南に位置する東御門と巽櫓のほかに、西南に位置する坤櫓も復元されています。
橋から少し歩く必要がありますが、ぜひ堀の外側からも見ておきたいですね。
東御門と坤櫓にはそれぞれ家康の甲冑が展示されてましたが、東御門のほうは有名な金色のやつで大高城に兵糧を運び入れたときに着用していた甲冑で、坤櫓のほうは関ケ原のときにつけていた甲冑らしいです。
あと徳川家康の銅像が公園内と駅前にそれぞれあるのですが、浜松城のともデザインがちがっていました。
ぼくは駿府城公園のがいちばん好きかなあ。
駿府城には天守は残っていませんが、櫓や門が復元されていたり、なによりきちんと堀が残っているので、お城があったことをすごく実感できます。
ほかにも静岡駅周辺には徳川慶喜が大政奉還後に過ごした屋敷「浮月楼」や、徳川秀忠の生母・西郷局の菩提寺である「宝台院」などもありますので、一日かけて全部まわるのもいいかもしれません。
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