高月城は山内上杉氏の重臣で武蔵国の守護代・大石顕重によって築かれた城です。1521年(大永元年)、大石定重の代に滝山城を築いて居城を移しましたが、その後も支城として使われたようです。多摩川と秋川の合流点近くで、加住丘陵を利用した天然の要害であったため、大石氏の養子となり家督を相続した北条氏照が、武田信玄の侵攻に備えて整備したようです。現在城址は整備されていませんが、曲輪、堀切、土塁などの遺構が残っています。私有地が多いため見学には十分注意してください。
高月城を訪問した172人の報告によれば、平均見学時間は30分、平均評価は2.57点となっています。
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