紹介文

柏木城は蘆名盛隆が伊達政宗の侵攻にそなえて桧原口の防衛のために築いた城です。政宗は桧原峠を越えて穴沢氏の戸山城と岩山城を攻略しましたが、攻め落とすことはできませんでした。1589年(天正17年)の「摺上原の戦い」では家臣の三瓶大蔵、穴澤俊次が在城していましたが、蘆名軍敗北の知らせを聞くと、大蔵は城に火をかけて退却し、伊達勢が攻め寄せた際には無人でした。城は改修されることなく、そのまま廃城となったようです。現在城址には土塁や堀切などの遺構が残っており、山の西麓に案内板が設置されています。

柏木城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

柏木城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • とも 喜多方駅から大塩新田方面行き(1日3便、帰りも含めてスケジュールが必要です)バスで北塩原郵便局前バス停下車、徒歩2,3分で登城口に到着。北塩原村活性化センターで縄張り図を頂き登城。各所に石垣が残り、思っていた以上のお城でした(2024/04/07訪問)
  • みうらあいづ 令和4年3月に国指定史跡になった。駐車場は北塩原村活性化センター(登城コースに近い)または生涯学習センター(柏木城関連の展示室あり)にあります。(2023/11/08訪問)
  • 出しなよ、音。 随所に看板(説明書き)があり、学ばせよう、という気概を感じる。 熊が出そう感満載なので、安心して攻めるためのお守りとして熊鈴は必携。(2023/09/28訪問)
  • 藤式部卿 個人的な一番の見どころは、主郭東側にある堀切と接続した丸馬出です。ロープ掴んで堀切の底に降りますが、素晴らしいです。生涯学習センターで先にパンフレットを入手し、照らし合わせながら見学することをオススメします。(2023/06/17訪問)
  • 山城の御徒 生涯学習センターに立ち寄り後(展示、パンフレット有り)活性化センター駐車場前より攻城、発掘調査後埋め戻しされていますが遺構は十分に見る事ができます。(2022/06/07訪問)
  • 赤い☆稲妻 立ち寄ってみた感じですが、意外なほどの規模があります。(2018/08/19訪問)
すべてを表示(8コメント)

構造

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曲輪構成

---

縄張形態

山城

標高(比高)

510 m( 100 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

蘆名盛隆

築城開始・完了年

着工 1584年(天正12年)

廃城年

1589年(天正17年)

主な改修者

---

主な城主

蘆名氏

遺構

曲輪、石垣、馬出、土塁、堀

指定文化財

国史跡

復元状況

---

登録日:2018/01/14 13:01:39

更新日:2024/10/09 14:53:14

城メモ(見所)

柏木城の見所や歴史などを紹介します。

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観光情報

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営業時間

---

料金(入城料・見学料)

---

休み(休城日・休館日)

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トイレ

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コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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柏木城の見所は城メモをご覧ください

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR磐越西線・喜多方駅から磐梯東都バスに乗り「北塩原郵便局前」バス停下車、徒歩約3分

アクセス(クルマ)

  • 磐越自動車道・磐梯河東ICから28分

駐車場

あり

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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