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河田城は「小牧・長久手の戦い」の際に羽柴秀吉が築いた城です。木曽川の渡河点に築かれた要衝で、美濃三人衆のひとりである稲葉一鉄（貞通の説もあり）が城主をつとめました。その後、秀吉と織田信雄の間で和議が成立すると、破却となった下奈良城の物資がこの城へ運び込まれ、多賀秀種が城番として維持されたようですが、廃城時期は不明です。現在城址は1963年（昭和38年）におこなわれた木曽川護岸工事のために消滅しており、堤防脇に城址碑があるだけです。
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吉川弘文館のシリーズで静岡の60城を記載しています。遠江での武田と徳川の争いや、河東地域の武田、今川、北条、そして豊臣政権との抗争の舞台となった城が登場します。ほとんどの城に縄張り図がついてるのも魅力的。有名どころを一通り回った方にとってはかなり満足できるシリーズです。
（
castle.TATOさん）
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