品川台場は江戸湾防衛を目的に幕府が築いた砲台です。江戸時代最後の国家的事業であり、また西欧式の築城術を取り入れた日本で最初の本格的な近代城郭でもあります。1853年(嘉永6年)のペリーの浦賀来航により危機感が増した幕府に対し、江川太郎左衛門の献策で築造が決定しました。当初11基の予定でしたが資金不足により、第一、第二、第三、第五、第六台場の5基が完成しただけでした。大小260門の大砲が設置されたものの使用されることはなく、明治維新後も陸軍省が管理していましたが、その後は民間に払い下げられました。なお第三台場は関東大震災によって破壊されたため、復旧工事がおこなわれ現在は「台場公園」として一般公開されています。第六台場は原型を残していたことから史跡保存のために上陸が許可されておらず、レインボーブリッジの遊歩道から眺めることができます。
品川台場を訪問した1470人の報告によれば、平均見学時間は49分、平均評価は3.17点となっています。
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お台場海浜公園北口駐車場(有料、287台)
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