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厨川城は南部氏の家臣、工藤氏（栗谷川氏）の居城でした。鎌倉幕府の御家人、工藤氏がこの地に移り住んで「栗谷川氏（厨川氏とも）」を名乗りました。平安時代の豪族、安倍氏の拠点「厨川柵」または「嫗戸柵」があったとされ、現地には「安倍館跡」と刻まれた石碑も建てられているものの、現時点では確定できる情報はないそうです。北上川を自然の外堀とした天然の要害でしたが、1592年（天正20年）に盛岡城が築かれると破却されました。城址は現在、住宅地になっているものの本丸跡には厨川八幡宮があり、空堀で区切られた曲輪跡を確認することができます。
厨川城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
盛岡駅前の地下駐輪場にあるレンタサイクルで片道15分ほど。道は駐輪場からひたすらまっすぐ。住宅地になっていたり国道が通ったりしていますが結構空堀がしっかりと残っていました。オンライン地図を航空写真・衛星写真モードで見るとなんとなーく縄張り図が思い浮かぶ程度には全体の形が残っています。（2024/06/02訪問）
青山駅を下車、徒歩13分。県道220号沿いに安部館の空堀と案内板があります。ここから主郭の厨川八幡宮に移動し、厨川城の空堀が確認できます（2023/07/15訪問）
盛岡城からバスで攻城。厨川中央線を利用し最寄りの安部館バス停で降車。前九年の役の最終決戦地の厨川柵であったとされていますが、現在も残っている堀などは奥州藤原氏滅亡後にこの地の地頭職に任命された工藤氏によって築かれた厨川城の遺構のようです。（2021/10/24訪問） 
盛岡駅から、バスで安倍館へ 本丸を囲んだ形で堀が残っていました（2019/11/30訪問） 
向のLAWSONで買い物をした後、手短に攻城しました。（2019/08/08訪問）
青山駅から徒歩13分。安倍館跡の碑を確認し、厨川八幡宮周辺を散策して空堀を見学する。攻城後、一ノ倉邸の庭園によって(無料)駅に戻る。（2019/06/23訪問）
奥州安倍氏終焉の地です。安倍氏の主要柵跡は北上川沿いにあり今回の旅は北上川をずっと見ていた気がします。厨川柵も北上川沿いの断崖上にありました。（2018/08/15訪問） 厨川城に関するデータ 情報の追加や修正
内郭：-- 外郭：--
工藤行光か
着工 室町時代か
1592年（天正20年）
工藤氏（栗谷川氏）
曲輪、空堀
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | 連郭式 |
| 縄張形態 | 平城 |
| 標高（比高） | --（ -- ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 工藤行光か |
| 築城開始・完了年 | 着工 室町時代か |
| 廃城年 | 1592年（天正20年） |
| 主な改修者 | |
| 主な城主 | 工藤氏（栗谷川氏） |
| 遺構 | 曲輪、空堀 |
| 指定文化財 | |
| 復元状況 |
登録日：2021/11/01 01:39:55
更新日：2024/07/27 03:44:42
厨川城へのアクセス情報 情報の追加や修正
厨川八幡宮の境内に駐車スペースあり
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
|
| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 | 厨川八幡宮の境内に駐車スペースあり |
じっさいに訪問した方の正確な情報をお待ちしています。
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御城印を集めるということには、あまり興味なかったのですが、攻城団のはじめての出版本ということで常購入いたしました。購入前の想像を覆す、それぞれの城の簡潔明快な説明文と共に、それぞれの城独自の御城印が面白く、食わず嫌いだったことに反省させられました。多くの人達が夢中になるのも納得です。僕みたいに、あまり御城印に興味なかった人、城に関して興味のなかった人、そしてお城訪問したい初心者にも、とても親切で、新しい世界に招き入れてくれるステキな本を手にしました。次の城からは、御城印に手を出してしまうかもしれない自分を感じます。
（
片桐且元さん）
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