紹介文

花巻城は歴代の盛岡藩花巻郡代の居城です。もともとこの地には「前九年の役」の際に安倍頼時が築いた城柵があったと伝えられます。その後、16世紀中期に稗貫氏が鳥谷ヶ崎城を築いて居城とし、さらに1591年(天正19年)に南部信直の代官である北秀愛が城代として入り、城の改修が行われた際に花巻城と改名されています。秀愛が死去したのちは父の北信愛が城主となり、さらに信愛の死後に城主となった南部政直の代に近世城郭として完成しています。政直の時代には本丸に2重2階の櫓や多くの重層の城門が建てられ、一国一城令の例外のひとつとして認められています。現在は鳥谷ヶ崎公園として整備され、1995年(平成7年)に西御門が復元されました。そのほか三の丸にある鳥谷崎神社境内には唯一の建物遺構である圓城寺門(旧搦手門)が、市役所には城内にあった時鐘堂が移築されています。

花巻城を訪問した243人の報告によれば、平均見学時間は44分、平均評価は3.20点となっています。

花巻城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

花巻城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • 藤式部卿 土塁や堀など遺構は思っていたよりも良く残っています。草刈がしっかりされており、整備が行き届いていました。城址は高台にあるので景色が良いです。(2019/07/06訪問)
  • 新井智重 城跡は花巻駅から徒歩20分ほど、花巻市博物館は新花巻駅から徒歩20分ほどです。花巻駅~新花巻駅間のバスは土日祝日の本数が極めて少ないので、博物館~城跡の移動はタクシーを使いました。本丸はこれから調査がさらにすすむとのことです。(2023/10/28訪問)
  • 破風無乙景 武徳殿の駐車場は関係者と明記されているので北側の道路カメラのキタムラ隣の公園駐車場をお勧めします。(2022/10/19訪問)
  • いとひろ イトーヨーカドー花巻店の向かい側にあるので訪問しやすいです。令和4年10月現在、本丸御殿の位置調査をしていました。(2022/10/15訪問)
  • okaka 花巻駅から歩いて攻城。花巻小学校方面からも、公園側からも行けます。ちょっとした高台になっており見晴らしがよいです。案内板が結構ありわかりやすいです。(2022/09/23訪問)
  • ちゃんくま 隣接する道場、武徳殿の駐車場を利用。武徳殿の後ろ側より城域に繋がっていて、蔵跡などの案内板が各所にあり、見やすかった。高い土塁や復元の西門や枡形などの遺構を確認できます。公園としてきれいに整備されています。(2022/07/30訪問)
  • おしりすと 少し離れていますが、花巻市博物館が充実していてお城の歴史も学べます。(2022/06/18訪問)
  • 2tom 駅からの案内板はこれといって見つからなかったが、イトーヨーカ堂の目の前なので、目印にするといいと思います。(2021/12/01訪問)
すべてを表示(17コメント)

構造

花巻城に関するデータ  情報の追加や修正

曲輪構成

---

縄張形態

平山城

標高(比高)

86.7 m( 20 m)

城郭規模

内郭:20 ha  外郭:-- ha

築城主

---

築城開始・完了年

着工 16世紀前半か

廃城年

1869年(明治2年)

主な改修者

北信愛、北秀愛、南部氏

主な城主

稗貫氏、浅野重吉、北氏、南部氏

遺構

土塁、堀、円城寺門、時鐘堂

指定文化財

---

復元状況

西御門

登録日:2016/08/20 16:53:27

更新日:2024/10/09 15:03:47

観光情報

見学情報・施設案内  情報の追加や修正

営業時間

---

料金(入城料・見学料)

---

休み(休城日・休館日)

---

トイレ

あり

コインロッカー

---

写真撮影

---

バリアフリー

---

花巻城の見所は城メモをご覧ください

現地周辺の天気

今日(09日)の天気

  • 03時
    Clouds / overcast clouds
    14.45
  • 06時
    Clouds / overcast clouds
    14.08
  • 09時
    Rain / light rain
    14.53
  • 12時
    Rain / light rain
    15.16
  • 15時
    Rain / light rain
    15.96
  • 18時
    Clouds / broken clouds
    12.35
  • 21時
    Clouds / scattered clouds
    11.26
  • 00時
    Rain / light rain
    12.41

明日以降の天気(正午時点)

  • 10日
    Clouds / overcast clouds
    16.55
  • 11日
    Clouds / scattered clouds
    17.66
  • 12日
    Clear / clear sky
    18.79
  • 13日
    Clear / clear sky
    20.71

さらに先の週間天気予報については気象庁のサイト 等で確認してください。

アクセス

地図

アクセス

花巻城へのアクセス情報  情報の追加や修正

アクセス(電車)

  • JR東北本線・花巻駅から約10分

アクセス(クルマ)

  • 東北自動車道・花巻南ICから20分

駐車場

城内武道館にあり

じっさいに訪問した方の正確な情報をお待ちしています。 フィードバック

    周辺にあるお城など

    花巻城とあわせて訪問するのにオススメのお城です。

      • 盛岡城
      • 盛岡城
        • 平均評価:★★★☆☆(--位)
        • 見学時間:1時間8分(--位)
        • 攻城人数:1800人(94位)
        • 城までの距離:約34km
      • 横手城
      • 横手城
        • 平均評価:★★★☆☆(--位)
        • 見学時間:42分(--位)
        • 攻城人数:348人(325位)
        • 城までの距離:約47km
    • より多くの
      城を見る

    陸奥の著名な城

    岩手県の著名な城

    花巻城といっしょに旅行するのにオススメの城

    周辺の宿・ホテル

    花巻城の周辺にあるホテルや旅館を表示しています。

    あなたが泊まったホテルのレビューをお願いします!(レビューはホテルの詳細ページから投稿できます)

      ホテルグランシェール花巻

      2023年2月リニューアルで全室禁煙!サウナ付き大浴場も新設!!JR東北本線「花巻」駅東口より徒歩約2分。無料の立体駐車場がございます。朝食は地元の食材を使ったメニューが人気!(評価:4.3、参考料金:3,900円〜)

      ホテルルートイン花巻

      平面無料駐車場が109台を完備!国道4号線沿い、釜石道 花巻空港インターよりお車で約3分とお車でのお越しに最適なホテルです。バイキング朝食無料!大浴場完備!コンフォートルーム ルームシアター視聴無料(評価:3.8、参考料金:5,900円〜)

      金矢温泉ホテル銀河パークはなまき

      家族連れに人気の花巻広域公園内に立地。地下1300mから湧き出る「万寿の湯」は地元客にも好評。シンプルな和室、美味しい料理、種類豊富な日本酒、自家源泉の温泉を楽しめる。早起きして公園散歩もおすすめ(評価:4.1、参考料金:5,750円〜)

      味めぐりの宿 割烹旅館 廣美亭

      小宿ならではのおもてなしと全12室の趣ぶかい客室、皿の上で季節を表現する料理の数々<半露天付き客室あり>みちのくの小京都・花巻にふさわしい、小さいながら隅々まで華やぎとたおやかさを兼ね備えた宿。(評価:4.5、参考料金:16,500円〜)

      花巻温泉 ホテル千秋閣(せんしゅうかく)

      【10/1より★かに&ステーキ&牛すき焼きと3種の鍋フェア開催】22年12月大浴場に打たせ湯・つぼ湯新設!ホテル3館の湯めぐりもおすすめ★豊富な部屋タイプで一人旅からファミリーまであらゆるニーズに◎(評価:4.1、参考料金:6,300円〜)
    • 地図で周辺の旅館・ホテルを表示する

    過去のイベント・ニュース

    まだトピックがありません(情報募集中

    本城にしている団員

    まだ本城登録している団員がいません

    このページを紹介する

    ブログパーツ

    • 横幅(width)は自由に調整できます(600pxくらいがオススメ)
    • そのまま貼り付けていただければ、スマホでの表示時に自動で調整されるはずです

    サンプルを表示する

    SNSやメールで紹介

    このページのURLとタイトルをコピーする

    最近表示したお城

    フォローしませんか

    攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
    (フォローするのに攻城団の登録は不要です)

    今日のレビュー

    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

    書籍ページを表示する

    すべてのレビューを表示する

    フィードバックのお願い

    攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

    読者投稿欄

    いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

    トップへ
    戻る