石城山神籠石は5~7世紀に築かれたとされる古代山城のひとつです。1909年(明治42年)に熊毛郡視学・西原為吉氏によって発見されましたが、それまで九州にしか存在しないとされていたこの大遺跡が本州でも発見されたことで、考古学界の注目するところとなりました。1963年(昭和38年)と1964年(昭和39年)に行われた発掘調査の結果、土塁と列石、水門と城門が見つかり、鉢巻状に石城山を取り囲んでいる土塁と列石は全長2.6kmにもわたって築かれています。
目次
項目 | データ |
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駐車場 | あり |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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