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攻城団の団長をやっています。お城や歴史が好きですが、お城や歴史を好きな人と話すのはもっと好きです。
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こうのさんのレビュー(書籍)

こうのさんは34件のレビューを投稿しています。

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執権義時に消された13人ー闘争と粛清で読む「承久の乱」前史

2022年大河ドラマの副読本というか予習本になりえる一冊。
鎌倉時代初期の主要人物について、北条義時との関係性を軸にひとりずつ紹介されています。初心者向けに書かれているので予備知識なしでも大丈夫です。むしろこの本を最初に読んでからほかの先生が書かれたより詳しめの本を読んでいくスタイルがいいかと。

全国 御城印 大図鑑

攻城団が1年以上調査をつづけてきた全国の御城印についてまとめた一冊です。361城、471種と現時点では類書で最多となる御城印を掲載しているだけでなく、御城印帳の紹介などこれから御城印集めをはじめる方への情報も充実しています。
また攻城団に投稿された写真もたくさん使ってもらったので、団員の方は自分の写真が掲載されてないかぜひチェックしてみてください。

知れば知るほど好きになる名古屋城

タイトルどおり、名古屋城についてのあれこれがみっちり詰まった一冊。知らないこともいっぱい書いてありました。見つけたら即買いをオススメします。

沖縄 琉球王国ぶらぶらぁ散歩 (とんぼの本)

沖縄の観光案内だけでなく、琉球王国の歴史についても学ぶことのできる「二度おいしい」お得な一冊。
沖縄取材後に購入したけどいい復習になった。

太田資正と戦国武州大乱~実像と戦国史跡~

太田資正(三楽斎)の名前は知っていたものの、その知識のほとんどは佐竹氏の客将時代のもので、岩付城主時代の活躍や、息子に城を追われた話などはぜんぜん知らなかった。合戦でも活躍した名将だけど、反北条同盟を画策したり、武田氏や上杉氏から佐竹氏への取次を頼まれるなど軍略家として見たときの資正は相当な傑物であると思う。

であるにもかかわらず秀吉から「三楽斎ほどの者が一国も取れぬ不思議よ」と言葉をかけられるほど、戦国時代というのは個人の力量だけではどうにもならない無情さを感じますね。
太田氏の歴史から、現在訪問できるゆかりの地の紹介まで、非常に充実した一冊です。

本能寺の変に謎はあるのか?: 史料から読み解く、光秀・謀反の真相

50個ほどあるという「本能寺の変」の動機説がどの史料の記述にもとづいて主張されているのかを知るだけでも勉強になったし、史料をもとに妥当性を検証していくプロセスはおもしろかったです。

明智光秀の生涯と丹波 福知山

明智光秀の生涯と、丹波および福知山での業績についてまとめた本。小和田先生が監修されている。新説の主張ではなく、各種史料にある情報を整理するといった内容なので最初にこれを読むといいかも。

プロが選ぶ! 一度は行ってみたい旅先ランキング (日経ビジネス人文庫)

「NIKKEIプラス1」に掲載されている専門家が選んだランキングをまとめた一冊。本書に収録されている「1日で散策満喫、ほどよいサイズの城下町」にはぼくも回答させてもらいました。

新編 名宝日本の美術 (21) 友松・山楽 (小学館ギャラリー)

書いてあることの半分も理解できていないけど、狩野山楽について丁寧に紹介されている。「京狩野すごい」や「山楽は天才」というありきたりなスタンスではなく、むしろ「ほかの狩野派の面々が永徳の才能にひれ伏して早々に別のスタイルを模索したのに対して、山楽は最後まで永徳に追いつかんともがいた人」としてちょっと不器用な人扱いになっている。だけど、だからこそ寛永期の二条城改修において曲がりなりにも永徳様式で障壁画を描けたのは山楽だけだという評価にもつながっていておもしろい(「松鷹図」のことです)。
図版も多数収録されており、図版と評論で二度楽しめます。海北友松のパートは勉強不足でまだちゃんと読めてないです。

大名というお仕事―幕府と家臣に縛られた大名たちの生き方を探る (ビッグマンスペシャル―お江戸の「仕事師」たち)

何度「団長公記」のネタに使わせてもらったかわからないくらい、いろんなことが書いてある良書。「改易大名データファイル」とかこのデータだけでひと晩語り明かしたいくらい。

江戸の名奉行 43人の実録列伝 (文春文庫)

大岡越前や遠山の金さんといったテレビでおなじみの「奉行」だけじゃなく、板倉勝重や曲淵景漸、池田長恵など一般的にはよく知られていない名奉行のエピソードも多数紹介されています(ぜんぶで43人)。
自分が知らないだけで、歴史上にはこんなにもたくさんの魅力的な人物がいたのかと驚きますね。

日本坊主列伝 (徳間文庫)

太原雪斎や安国寺恵瓊、南光坊天海など日本史に深くかかわった僧侶を紹介するエピソード集。
要点が整理されていて読みやすいです。

二条城にはふたつ天守閣あり (大竜門シリーズ)

郷土史家、永井太一郎さんが書かれた二条城の詳細な研究本。あまりに詳しいのでたぶん読む人を選ぶと思うけど、二条城に興味を持ってより深く学びたいと思った人であればぜひ読むべき一冊だと思う。ひとことで言うと「すごい」本です。

「二条城展」公式図録

6年前に開催された「二条城展」の図録。当時はそこまで興味や関心がなかったので開催されてることすら知らなかったけど、じつに悔やまれる。せめて図録だけでもと古本で入手したけど予想通り素晴らしかった。
なかでも大きく拡大された屏風の写真と、巻末の詳細な年表はありがたい。