こうのさんは39件のレビューを投稿しています。
検索ページお城を訪問する際はできるだけ現地に宿泊して郷土料理を食べて、城下町もまるごと楽しみたいのでありがたい一冊です。
まだ行ったことのない城下町もたくさん掲載されていて、今後は攻城計画を練る際にこの本で予習しようと思います!
毛利隆元を主人公にしたマンガ。「厳島の戦い」における最新の学説が反映されているので勉強になる。奇襲で勝ったというより、合戦に至るまでの毛利元就の戦略構想が見事で、戦う前に勝率を限界まで引き上げていたことがよくわかった。
福島県内のお城と城下町の特集号。
初心者向けのモデルコース(会津若松、二本松〜三春、棚倉〜白河の3コース)に加えて、マニアックな神指城や、攻城団でも評価の高い山城(桑折西山城・向羽黒山城)も押さえてあり、福島へ旅行する人の予習にはオススメの1冊。
寄贈いただきました。写真やイラストも豊富で、情報量が圧倒的、コスパの面でもかなりよくできた本だと思います。周辺の城との位置関係を示した図も用意されているので、城が連携して防衛していたこと(それゆえ攻略の際は常に広域で俯瞰しなければならなかったこと)がよくわかりました。
古代から江戸時代まで、その時代ごとのナンバー2を紹介する一冊。分厚いが、テンポ良く書かれているので、毎日少しずつ読み進めていくのにちょうどいい。本書を読んだ人たちと「はたしてこの人はナンバー2だったのか」とか「いや、この人こそ真のナンバー2」といった雑談をしてみたい。
2022年大河ドラマの副読本というか予習本になりえる一冊。
鎌倉時代初期の主要人物について、北条義時との関係性を軸にひとりずつ紹介されています。初心者向けに書かれているので予備知識なしでも大丈夫です。むしろこの本を最初に読んでからほかの先生が書かれたより詳しめの本を読んでいくスタイルがいいかと。
攻城団が1年以上調査をつづけてきた全国の御城印についてまとめた一冊です。361城、471種と現時点では類書で最多となる御城印を掲載しているだけでなく、御城印帳の紹介などこれから御城印集めをはじめる方への情報も充実しています。
また攻城団に投稿された写真もたくさん使ってもらったので、団員の方は自分の写真が掲載されてないかぜひチェックしてみてください。
太田資正(三楽斎)の名前は知っていたものの、その知識のほとんどは佐竹氏の客将時代のもので、岩付城主時代の活躍や、息子に城を追われた話などはぜんぜん知らなかった。合戦でも活躍した名将だけど、反北条同盟を画策したり、武田氏や上杉氏から佐竹氏への取次を頼まれるなど軍略家として見たときの資正は相当な傑物であると思う。
であるにもかかわらず秀吉から「三楽斎ほどの者が一国も取れぬ不思議よ」と言葉をかけられるほど、戦国時代というのは個人の力量だけではどうにもならない無情さを感じますね。
太田氏の歴史から、現在訪問できるゆかりの地の紹介まで、非常に充実した一冊です。
50個ほどあるという「本能寺の変」の動機説がどの史料の記述にもとづいて主張されているのかを知るだけでも勉強になったし、史料をもとに妥当性を検証していくプロセスはおもしろかったです。
明智光秀の生涯と、丹波および福知山での業績についてまとめた本。小和田先生が監修されている。新説の主張ではなく、各種史料にある情報を整理するといった内容なので最初にこれを読むといいかも。
「NIKKEIプラス1」に掲載されている専門家が選んだランキングをまとめた一冊。本書に収録されている「1日で散策満喫、ほどよいサイズの城下町」にはぼくも回答させてもらいました。