安祥城は松平氏の居城として知られています。徳川家康の祖父にあたる松平清康まではこの城を本拠としていました。森山崩れによって松平氏が弱体化した隙をつき、織田信秀が安祥城を攻め落とし、城代に織田信広を置いています。その後も今川氏との間で攻防がおこなわれ、太原雪斎により落城させられました。しかし今川義元が「桶狭間の戦い」で敗れ、独立した松平氏と織田氏の間で清洲同盟が締結されると、岡崎城の前線としての価値が薄れ、廃城となりました。現在、城址には安城市歴史博物館が、本丸跡に大乗寺が建てられています。
安祥城を訪問した452人の報告によれば、平均見学時間は38分、平均評価は2.94点となっています。
目次
安祥城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
【9/28〜11/10、愛知県安城市】安城市歴史博物館で特別展「国絵図の世界 ~描かれた江戸時代の三河~」開催 - お城ニュース by 攻城団
9月28日(土)から11月10日(日)までの間、安城市歴史博物館(愛知県安城市)において特別展「国絵図の世界 ~描かれた江戸時代の三河~」が開催されます。一般500円。
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安城市歴史博物館駐車場(無料、50台)
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三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。
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