パワースポットを信じているわけではないのですが、神頼みはわりとするほうで、生まれてはじめて伊勢神宮にお参りにいってきました。正式には伊勢は不要で「神宮」とだけ書けばそれは伊勢神宮のことだそうですね。
せっかくなので毎月1日にだけ、赤福本店で早朝から販売している「朔日餅」を買うために並びましたが、ほんとにこれはすごいイベントですね。テレビでU字工事が並んでたので見たことある方もいらっしゃるかと思いますが、毎月1回こんな行列ができる商売の仕組みにただただ感心しました。しかもお餅もおいしいんですよ。縁起物だからたしょう味が落ちても買うと思うんだけど、ぜんぜん手抜きがなくてもっと買っておけばよかったと思うくらい。
商売でも観光でもリピーターが大切だってことはよくいわれますが、そこで大事なのは「期待を裏切らず、ちょっとだけ上回ること」です。
「お伊勢参り」という歴史コンテンツを活かして、さらにそれを商売にもうまくつなげて、一過性のものではなく毎月開催される定期的なイベントに育てていく、――これは勉強になるなあと寒空の中、考え込んでいました。
ぼくらがやろうとしていることも、その土地に眠っている(いまでは現地の人も含めてほとんど注目されていない)歴史に光をあてて、それを現代に生きるぼくらが楽しめるように編集しなおして紹介していくということなので、さっそく神さまからおおきなヒントをいただいたような気がします。
それでは先月のレポートです。
2017年最初の1か月は過去最高(2016年8月の521,668PV)に迫る勢いでした。
その要因は大河ドラマ「おんな城主 直虎」の影響でしょうね。井伊谷城を検索する方が増えているので、その恩恵に預かっています。
ほかにもテレビでどこかのお城が紹介されるとアクセスが増えるという傾向が昨年同様につづいています。
先月の数字 | 前月の数字( これまでの累計) | |
---|---|---|
訪問数 | 188,308 | 149,318 |
ページビュー | 513,665 | 413,810 |
滞在時間 | 7:42 | 7:49 |
登録者数 | 108 | 94( 2,317人) |
当月の攻城数(人) | 1,178(240人) | 1,065(209人) |
お気に入り登録数 | 777 | 535 |
アップされた写真の枚数 | 4,131 | 3,456( 26,679枚) |
城データ登録数 | 5 | 59( 1,257) |
城メモの記事数 | 11 | 14( 1,609) |
新規団員が100人以上増えたこともうれしいですし、なにより1月は写真の投稿数がはじめて月間4000枚をこえました。とくに先月は雪景色の写真がたくさんアップされてましたね。天守などの建物に雪が積もった写真もきれいですけど、石垣だけが残った城址が一面銀世界になっている景色の美しさも格別ですね。
多くの方がいろんな時期に訪問して、その写真をシェアすることで、そのお城の四季ごとの魅力をこれからも伝えあえるといいですね。
城データの登録数と城メモの公開数が少ないのは理由があります。
ここは攻城団のサービスの根幹となる部分で、しかもぼく個人に依存している部分なので、永続化を実現するためにはこの作業を(社外の協力者も想定した)チームで対応できるようにしていかないと、ぼくになにかあった場合にサービスが突然死することになるため、現在はアウトソーシングを前提に分業化を図っています。
(その際にみなさんからお預かりしている支援金を使わせていただいています)
現時点では200城くらいのデータが「リクエストいただきながらも登録できていない」状況なのですが、これを3月いっぱいでゼロにできるように進めています。
基礎データであるお城のデータ整備に目処が立ったので、今月からは城メモの記事数を増やしていく仕組みを検討しはじめます。
あとここに数字は出てませんが「城たび」にコースをふたつ追加しました。
みなさんの城めぐりの報告をうらやましく思いつつ、ぼく自身は近所の二条城に出かけただけでした。正月に一度、それから今年は大政奉還150周年ということでその関連イベントとして二の丸御殿の障子が開放されたからそれを見に一回、そして雪が降った中旬にもう一回と一か月に三回も訪問しました。
そのほか、もっと近所の聚楽第跡も石碑の写真を撮影しに出かけました(散歩したといったほうがいいかも)。
民家の前に石碑があったり、マンションの玄関脇に石碑があったり、京都の街なかではわりと日常的な光景ではあるのですが、なかには文字が消えかけている石碑もあっていざ探すとなると大変です。
せめて攻城団をご覧いただいた方にはさまよう時間を少しでも減らせるようにマップをつくって公開しています。
細かいサイトの改善をいくつかおこないました。
これまではサーバーに負荷がかかる(=表示が重くなる)ことを考慮して、できるだけ「ひとり一人の登録状況にあわせて表示をカスタマイズする」ことを避けてきましたが、そうはいっても自分が訪問したお城や獲得したバッジがひと目でわかったほうが便利に決まっているので、可能な範囲で対応していこうと考え方を改めました。
もうあと何点かやりたいことがありますので、ひとつずつ実現していきますね。
また、年末に募集したサポーター(個人スポンサー)のみなさんに返礼品を発送しました。
ステッカーやタオルなどのオリジナルグッズは金額によってお届けする条件が異なりますが、サポーター限定の会報「サポーター通信」はすべての方にお届けしていますので、ぜひ検討中のまま迷っている方がいらっしゃったら、いま一度ご支援について考えていただけるとうれしいです。
(じっさい現在も週に数件ですがご支援についての質問や報告をいただいています)
今後も「サポーター通信」は2号、3号とつづけていきますので、楽しみにしていてくださいね。
七尾城プロジェクトについては現地に雪が積もったりしていて、予定を変更したりもしながらも、うまく対応していただきつつ進んでいます。
3学期に入ったので、学校行事としてはテストや進級などあわただしい感じになりますが、生徒のみなさんにとってもいい区切りをつくって、来年度を迎えてほしいものです。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
つづきを読むあなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。
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