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下田城は北条氏によって築かれた城で、小田原水軍の根拠地として使われました。1588年（天正16年）には豊臣秀吉に備えて大改修され、伊豆衆の清水康英を城将としました。小田原征伐の際には豊臣側の加藤嘉明らの率いる淡路水軍に対し、600余名の兵力で約50日にわたって籠城しましたが開城して降伏しました。その後は徳川家康の家臣・戸田忠次が城主となりましたが、忠次の子・尊次が田原城へ転封となったのちは幕府の直轄領として下田町奉行が支配し、廃城となりました。現在城趾は下田公園として整備されています。また道の駅「開国下田みなと」に下田城の模型が展示されています。
下田城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
下田駅から徒歩12分程度で登城口へ到着。展望台からの眺望もそうですが、堀切、空堀が見どころです。（2023/02/26訪問） 
城域全体が公園としてよく整備されています。 見所は天守台周辺の横堀と堀切。規模も大きく、一部が障子堀になっています。（2023/01/21訪問） 
「道の駅 開国下田みなと」4Fにあるハーバーミュージアムは一見の価値あり。 展示物の中に下田城のジオラマに解説が付いてます。（2022/05/12訪問）
公園化されていますが天守台下の空堀がなかなかの大きさでこれ一つで満足できました。 いくつかある展望台のうち、城域から外れますが志太ケ浦展望台が素敵でした。（2022/03/13訪問）
伊豆急下田駅から歩いて攻城。堀が見どころです。また入江がしっかり見通せてよい立地です。（2021/12/11訪問）
ペリー来航の地として観光地化されています。北条氏特有、主郭裏の畝堀が見所（堀ウォーク！）だと思いますが、岩盤をぶった切ったような堀切も凄み十分。（2021/03/20訪問）
伊豆急下田駅から数々の観光スポットに立ち寄り、ペリーロードの先旧澤村邸脇の階段から攻城開始。下岡蓮杖の碑、開国記念碑を経由し天守台跡へ。天守台から見えた空堀を降りて確認後、日没も近づいたので正面口に向かい下山。ペリー艦隊上陸の碑を確認して終了。（2020/11/15訪問）
下田は立地的に歴史の舞台になりそうな場所です。想像していたより、城の遺構が多く残っていました。（2020/09/19訪問） | 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
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| アクセス（クルマ） |
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| 駐車場 | 下田公園駐車場 |
じっさいに訪問した方の正確な情報をお待ちしています。
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太田資正（三楽斎）の名前は知っていたものの、その知識のほとんどは佐竹氏の客将時代のもので、岩付城主時代の活躍や、息子に城を追われた話などはぜんぜん知らなかった。合戦でも活躍した名将だけど、反北条同盟を画策したり、武田氏や上杉氏から佐竹氏への取次を頼まれるなど軍略家として見たときの資正は相当な傑物であると思う。
であるにもかかわらず秀吉から「三楽斎ほどの者が一国も取れぬ不思議よ」と言葉をかけられるほど、戦国時代というのは個人の力量だけではどうにもならない無情さを感じますね。
太田氏の歴史から、現在訪問できるゆかりの地の紹介まで、非常に充実した一冊です。
（
こうの）
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