紹介文

富田松山城は三石城主・浦上村宗が備中の松田氏に備えて築いた支城と考えられています。村宗の死後、長男で跡を継いだ浦上政宗と、弟である宗景と国秀が不和になると、宗景は天神山城を築き、また国秀はこの城を改築して居城として、政宗が居城とした室津城に対抗しました。1532年(享禄5年)に政宗は三石城を攻略し、さらにこの城に攻め寄せたため国秀は降伏しています。その後は城番が置かれていましたが、政宗の勢力が衰退すると宗景方の城となり、さらに宇喜多直家の支配下となりました。現在城址には土塁や堀切などの遺構を確認することができます。

富田松山城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

富田松山城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • わっきー 品川グランド側から登城。狭い道ですが矢印看板が要所に立っているので見落とさないように進みましょう。墓地の前に説明文チラシの入った箱(郵便受)と貸し出しの杖が置かれています。急ですが丸太で整備された階段を20分強上り続けて本丸に着きます。入り江や街を見渡せる要害であることが解ります。(2024/09/21訪問)
  • UMA1001 登山口がどこか分かりにくい。登山口にパンフや杖があり、道もきれいに整備されている。堀切と土塁がよく、見晴らしがものすごく良い。海がきれい。(2022/12/18訪問)
  • s作 品川グランド前にある案内板の前に駐車。登山道は良く整備されており、歩きやすいです。眺望がとても素晴らしく雨乞い跡、東出丸、本丸と3ヶ所からそれぞれに楽しめます。堀切は特にオススメです。(2022/01/30訪問)
  • 旭 野球のグラウンドを目指し駐車、焼き物の窯元の脇に登城口があります。手入れされた道で景色もよかったです。土塁がしっかり残り山城感がたまりません。三ノ丸に手作りのトイレがありました、ベンチも沢山あり地元の方の愛を感じます。(2021/01/14訪問)
  • ちゅうたろー 城跡、登城路ともに綺麗に整備されています。ただ、犬走りの一部は細い崖沿いの道のため注意。(2020/12/27訪問)
  • 北摂津守 品川グランド駐車場から攻城。登城口から出丸まで約25分。想像してたよりキツい登城道でした。整備された本丸を取り巻く土塁が印象的。(2020/11/21訪問)
  • きつ 綺麗に整備されて 攻城しやすかったです☺️ 途中に地元の方が草刈りをされており、お話を伺ったり、パンフレットも戴きました。m(_ _)m(2019/09/21訪問)
  • きゃみさん 品川グランドの近くにある案内板付近の駐車スペースに停めて攻城。主郭付近は土塁などが良く残っておりそして視界も抜群で気持ちのいいお城でした。(2017/11/03訪問)
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構造

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曲輪構成

輪郭式

縄張形態

山城

標高(比高)

209 m( 209 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

浦上氏

築城開始・完了年

着工 文明年間(1469年~1487年)

廃城年

1577年(天正5年)

主な改修者

---

主な城主

浦上国秀、浦上景行

遺構

曲輪、堀切、石垣、土塁、井戸

指定文化財

---

復元状況

---

登録日:2023/04/01 01:47:18

更新日:2024/10/09 04:07:03

城メモ(見所)

富田松山城の見所や歴史などを紹介します。

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観光情報

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営業時間

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料金(入城料・見学料)

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休み(休城日・休館日)

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トイレ

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コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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富田松山城の見所は城メモをご覧ください

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR赤穂線・備前片上駅から登城口まで徒歩10分

アクセス(クルマ)

  • 山陽自動車道・備前ICから26分
  • 山陽自動車道・和気ICから23分

駐車場

品川リフラクトリーズ大渕球場駐車場

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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