紹介文

篠脇城は千葉氏の一族である東氏が阿千葉城に代わる居城として築いた城です。東氏はこの城を8代・約230年間にわたって居城としました。歌人としても知られる東常縁が城主の1468年(応仁2年)には美濃守護代で顔戸城主の斎藤妙椿に攻められ落城しましたが、それを聞いた常縁が嘆いて詠んだ歌が妙椿に伝わり、贈歌10首と引換えに城を返したと『鎌倉大草紙』にあります。その後、東常慶が城主の1540年(天文9年)に越前から侵攻してきた朝倉氏の攻撃を撃退しましたが城の損傷が激しく、常慶は東殿山に赤谷山城を築いて移ったため廃城となりました。現在城址には大堀切や切岸などの遺構がありますが、とくに「臼の目掘」と呼ばれる30本余の放射線状の畝状竪堀群が特徴です。北麓にある東氏館跡庭園から遊歩道が整備されています。また「古今伝授の里フィールドミュージアム」には資料館があります。

篠脇城を訪問した115人の報告によれば、平均見学時間は1時間13分、平均評価は3.85点となっています。

篠脇城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

篠脇城を攻城した団員が残してくださったクチコミ(レビュー)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • ぐこ 主郭部の周りほぼ全方位に整然と落ちていく畝状堅堀群が見所です。北山麓に東氏館跡庭園、東氏記念館等があります。(2021/12/16訪問)
  • 太郎 臼の目堀と呼ばれる畝状空堀群を含め遺構がはっきり残っており山城好きには堪りません。(2020/02/15訪問)
  • ちかい ミュージアムと向かい側の第3駐車場からは登り口まで徒歩2分です。ミュージアムに全体模型があるのと映像の解説。有料パンフに篠脇城の説明あります。(2024/06/03訪問)
  • kokko 登城口から主郭までは約30分。登城口は電気柵が張ってあるので外してから登ってください。 「東氏記念館」・「東氏庭園」・「明建神社」と関連施設が多いので時間配分は注意が必要です。(2024/03/10訪問)
  • てーじ 主郭の回りに放射状にある畝状竪堀郡は凄いです。いつまでも見ていれそうでした。(2021/04/22訪問)
  • おふっ! 古今伝授の里ミュージアム内の資料館で城址模型を見てから登城すると良いでしょう。(2020/10/24訪問)
  • 散歩者 偏執的とも言える畝状竪堀群。竪堀を間近で見るため茂みまで踏み込んだせいか、夏の山城攻めの敵ヤマビルにやられる。畝状竪堀群を堪能するならヒル対策をしていくか、冬期(ただし雪の少ない時期)の訪問が良いと思います。(2019/07/06訪問)
すべてを表示(7コメント)

構造

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曲輪構成

---

縄張形態

山城

標高(比高)

486 m( 176 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

東氏村

築城開始・完了年

着工 1312年(正和元年)頃

廃城年

1541年(天文10年)

主な改修者

---

主な城主

東氏

遺構

土塁、曲輪、堀、井戸

指定文化財

県史跡

復元状況

---

登録日:2020/10/02 21:24:11

更新日:2024/10/05 04:00:04

観光情報

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営業時間

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料金(入城料・見学料)

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休み(休城日・休館日)

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トイレ

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コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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篠脇城の見所は城メモをご覧ください

現地周辺の天気

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • 長良川鉄道越美南線・徳永駅からタクシーで32分
  • 長良川鉄道越美南線・徳永駅から徒歩約57分

アクセス(クルマ)

  • 東海北陸自動車道・ぎふ大和ICから32分

駐車場

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