名古屋城
名古屋城

[愛知県][尾張] 愛知県名古屋市中区本丸1-1


  • 平均評価:★★★★☆ 3.79(28位)
  • 見学時間:1時間28分(24位)
  • 攻城人数:6029(4位)

二の丸東庭園

東門から入ってすぐ右手にある庭園が二の丸東庭園です。

二之丸東庭園
 二之丸庭園は、文政年間(一八一八〜二九)に大改造された。西隣りにある現在の「名勝・二之丸庭園」とともに、藩主常任の二之丸御殿の庭園を形成していた。「御城御庭絵図(おしろおにわえず)」によれば、北に権現山(ごんげんやま)、その西に栄螺山(さざえやま)を配し、南に大きな池を設け、その間に六つの茶席を点在させるなど、広大な規模であった。明治の初め、陸軍鎮台分営(のちに第三師団)が郭内に置かれて以来、権現山の南側を削り、池を埋めるなどして兵営化が進められた。昭和五十年、絵図に基づいて一部の発掘調査を行った。それで現れた北池・南池・霜傑亭(そうけつてい)(茶席)跡・北暗渠の四つの遺構を中心に整備して、昭和五十三年四月、「二之丸東庭園」として開園した。

庭園の奥には発掘されたままの姿で暗渠型の排水路(埋設あるいは蓋をした導水路)が展示されています。

北暗渠(きたあんきょ)
 「御城御庭絵図(おしろおにわえず)」にある御庭の外側の暗渠式排水路の遺構が、発掘調査したときのままの状態で整備してある。
絵図によれば、この付近には花壇があった。
 これは、「金城温古録(きんじょうおんころく)」にある、雨水を引き入れる「水道石樋(すいどういしどい)」の遺構と認められる。現在も、ここにたまった雨水は、石樋を通じて堀へ注いでいる。暗渠に用いられている石材は、蓋石(ふたいし)が花崗岩(かこうがん)、側石が硬質砂岩である。
   

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今日のレビュー

猛将妄想録 1 (電撃ジャパンコミックス)

いまでも定期的に読み返す一冊。たまたま見かけたこの本のおかげで攻城団にマンガという武器が加わったと思うと感慨深いです。攻城団で発表した作品を収録した続刊も出版したいと思ってます。

こうの)

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